二刀流スターの躍動ぶりには、今季10勝の“ノーノー右腕”も驚きを隠せないようだ。

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　今シーズン、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が出色のパフォーマンスを見せているのは周知のとおり。ここまで打率こそ.257も、43本塁打、93打点、OPS.964、23盗塁とハイアベレージをマークし、投げても防御率2.97で９勝（１敗）と自己最多の数字を並べている。

　この活躍に対して球界では称賛の声が溢れているが、今回賛辞を送ったのは４月にノーヒットノーランを達成したパドレスの右腕ジョー・マスグローブだ。現地時間９月８日、大谷マニアとして知られる米放送局『FOX Sports』のベン・バーランダー氏が司会のポッドキャスト『Flippin' Bats Podcast』に登場した。
  　先月27日に対戦した際、エンジェルスを３安打の完封に抑えているマスグローブ。番組内では、まず大谷の“走力”に注目すると「ライン沿いを浮いてるかのように走る。まるで列車のようだよ。彼の声が聞こえていなくても、気がついたら追い越されているんだ」とその凄さを語っている。

　さらに「メジャーリーグで高いレベルの投手になるには、多くの時間と努力が欠かせない」と続け、「ショウヘイはそれを投打でこなせる」とコメント。その後も「その両方でバランスをとる時間と精神力を持っているというのには、本当に深い感銘を受けているよ」と称賛しきりだった。

　同業者からも絶大な支持を受ける大谷。レギュラーシーズンも残すところ１か月を切ったなか、終盤にかけてどんなパフォーマンスを見せるのか。その活躍に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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