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MLB

「クラッシュしたね!」大谷翔平の豪快弾に指揮官は心酔。MVPは“二刀流”が獲得と確信「他は2、3、4番手だよ」

THE DIGEST編集部

2021.09.22

背番号17から10戦ぶりに待望の一発が飛び出した。(C)Getty Images

背番号17から10戦ぶりに待望の一発が飛び出した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地9月21日のヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。10戦ぶりの45号ソロ本塁打を含む4打数2安打1打点の活躍も、チームは5-10で敗れ5連敗を喫した。

【動画】「粉砕したね」と監督も絶賛!10戦ぶりに見せた豪快弾をチェック

 ここ2試合ヒットからも遠ざかっていた27歳。この日もセンターライナー、ピッチャーゴロに倒れていたが、6回1死一塁の第3打席、初球を強打で右前に運び、復調の兆しを見せると、翌打席でド派手な一発をお見舞いしたのだ。

 8回先頭打者として迎えた背番号17は、2番手クリスチャン・ハビアーと対峙。ボールカウント2-1の4球目、内角に投じられた4シームを豪快に振り抜き、右中間スタンドへ突き刺した。打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離445フィート(約135.6メートル)で待望のホームランを叩き込んだのだ。

 試合後、マッドン監督は「クラッシュ(粉砕)したね」とご満悦の様子で、ここまで苦しんだ“二刀流”について以下のように話した。
 
「前の打席の右翼へのヒットも良かった。逆方向へフライを飛ばすのも出てきてる。良い兆候だね。彼の状態は良くて、打席でもマウンドでもとても力強くシーズンを終われる状態にある」

 さらに今季のMVP争いについて問われると、「他のみんなは2、3、4番手だよ」と投打で異彩を放つ大谷が獲得すると確信する。

 現在、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)とサルバトール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)が46本塁打でMLBトップに君臨しており、大谷が1本差で追う。調子が上向きという27歳は、残り11試合で逆転なるだろうか。MVPレースとともに本塁打王争いに、全世界が熱い視線を送る。

構成●THE DIGEST編集部 

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