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MLB

「オオタニ以外を選ぶのは愚か」“大谷・ゲレーロ論争”に米放送局が終止符!「チームの出来は重視しすぎない」

THE DIGEST編集部

2021.10.04

投打でリーグ屈指の成績を残す大谷翔平。MVPを獲得することはできるのだろうか。 (C) Getty Images

投打でリーグ屈指の成績を残す大谷翔平。MVPを獲得することはできるのだろうか。 (C) Getty Images

 二刀流のスターか、若きスラッガーか。アメリカン・リーグのMVPをめぐる議論が白熱する中、米放送局が見解を示した。

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 『CBS Sports』はレギュラーシーズン最終週を迎えるにあたり、両リーグのMVP候補をランク付け。ア・リーグは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を1位に、ブラディミール・ゲレーロJr(トロント・ブルージェイズ)を2位とした。
 
 記事は「OPSで2位、本塁打で3位、盗塁で5位、勝率で1位、WARで1位、そしてオールスター級のマウンドで130と1/3イニングを投げた」と圧倒的な成績を紹介。ライバルの22歳という年齢を評価しつつも、「オオタニ以外の誰かを選ぶのは信じられないほど愚かなことである」と結論付け、大谷の獲得を確信した。
 
 さらに、この論争でたびたび争点となる「チームの成績問題」にも触れた同記事。「チームメイトの打撃や投球を向上させることはできない」とエンジェルスの低迷と大谷とは関係が薄いと指摘したうえで、「チームの出来を重視しすぎることはない」として、プレーオフを争うブルージェイズと地区4位のエンジェルスの違いを過度に強調しない姿勢を見せた。
 
 現地3日にレギュラーシーズンが終わり、2人の成績が出揃う。大谷、ゲレーロJrともに球史に残る活躍を見せただけに、MVPの賞が一つしかないことはなんとも残念である。

構成●THE DIGEST編集部

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