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「青いオオタニだ」ドジャース左腕の先制打に現地メディアも熱狂!プレーオフでの投手の打点はダルビッシュ有以来

THE DIGEST編集部

2021.10.10

先制打を放ったウリアス。シーズン20勝を挙げた本職の投球でも、5回1失点の好投を見せた。(C) Getty Images

先制打を放ったウリアス。シーズン20勝を挙げた本職の投球でも、5回1失点の好投を見せた。(C) Getty Images

 歴史的なシーズンが終わった後でも、投手の打撃への注目は続いている。
 
 現地10月9日、サンフランシスコで行なわれたナショナルリーグ・ディビジョンシリーズ第2戦。ジャイアンツと対戦したドジャースは、2回表、先発投手フリオ・ウリアスの一打で先制した。
 
 8番A.J.ポロックが申告敬遠で歩かされ、二死一、二塁で打席を迎えたウリアス。3球目の変化球を巧みにバットに乗せ、ライト前に弾き返した。
 
 この鮮やかな打撃に現地メディアも沸き立つ。スポーツ専門チャンネル『ESPN』のエンリケ・ロハス記者は自身のツイッターで「ウリアスは2021年、これで10打点目。青いオオタニだ」と感嘆。地元テレビ局『KSBY』のレポーターであるダスティ・ベイカー氏も「フリオ・ウリアス>>>ショウヘイ・オオタニ」と呟き、手放しで絶賛した。
 
 さらに、この一打は球団史に名を刻むものにもなったようだ。カナダメディア『TSN』は公式ツイッターで以下のように記述。プレーオフでの打点の希少性を取り上げた。
 
「ウリアスはジョニー・ポドレス(1959年ワールドシリーズ第6戦)、フェルナンド・ヴァレンズエラ(1981年リーグ優勝決定シリーズ第5戦)、ダルビッシュ有(2017年リーグ優勝決定シリーズ第3戦)しかいない、ポストシーズンで打点を挙げたドジャース投手の仲間入りを果たした」
 
 試合はドジャースがその後も得点を重ね、9-2で快勝。シリーズは両チーム1勝ずつを挙げている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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