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「サワムラは最悪だ」1死しか取れなかった澤村拓一のPSデビューに地元メディアから辛辣な声「なぜ入れたのか理解できず」

THE DIGEST編集部

2021.10.16

このシリーズからロースター登録された澤村だが、苦い幕開けとなった。(C)Getty Images

このシリーズからロースター登録された澤村だが、苦い幕開けとなった。(C)Getty Images

 現地時間10月15日、ボストン・レッドソックスの澤村拓一が、ヒューストン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で登板。ポストシーズンデビューを飾るも、0.1回、被安打1、2四死球1失点と起用に応えられずに降板。チームも4対5で黒星スタートとなった。

 澤村に出番が回ってきたのは、レッドソックスが3対4と1点を追っていた8回裏だった。このシリーズからロースターに登録された背番号19は満を持してマウンドに立ったのだが、四球、左前打、死球で無死満塁のピンチを招き、ホゼ・アルトゥーベに犠飛で失点。指揮官の抜擢に応えられずにマウンドを降りた。
 
 10月3日のワシントン・ナショナルズ戦以来の実戦マウンドで、制球に苦しんだ澤村。その投球が3年ぶりの世界一を目指すチームにとって痛恨だったのは言うまでもない。それだけに辛口な地元メディアからは辛辣な評価が下されている。日刊紙『The Boston Globe』でレッドソックス番のピート・アブラハム記者は、「サワムラは2週間投げていないように見える」と手厳しい評価を下した。

 また、地元メディア『Mass Live』のクリストファー・スミス記者は「サワムラが許した得点は大きい」と言い、米スポーツ専門局『ESPN』でキャスターを務めるパブロ・ヴィルエガ氏は「サワムラは最悪だ」と非難。さらに北中米のスポーツ情報も発信しているブラジル人記者のロドリゴ・バートン記者は「私はなぜコーラがサワムラを入れたのかが理解できずにいる」と指揮官の采配に疑問を呈した。

 ワールドシリーズ進出をかけ、4戦先勝で争う同シリーズ。澤村にふたたびチャンスが巡ってくるのか。もしも、登板機会が訪れれば、名誉挽回の投球に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部 

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