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プロ野球

6年ぶり8度目Ⅴを支えたヤクルト投手陣の成績を振り返る!勝利数は小川、奥川がトップ。鉄腕トリオの貢献度も絶大

THE DIGEST編集部

2021.10.27

優勝に大きく貢献した鉄腕トリオ。左から清水、マクガフ、今野。写真:田中研治

優勝に大きく貢献した鉄腕トリオ。左から清水、マクガフ、今野。写真:田中研治

 10月26日ヤクルトがDeNA戦に5対1で勝利。2位の阪神が中日戦に黒星を喫したため、ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝を決めた。

 昨季まで2年連続最下位のヤクルトは、投手陣が大きく変貌を遂げていた。ここまで2桁勝利をした選手は不在も、2人の先発右腕が9勝を挙げている。今季2シーズンぶり5度目の開幕投手を担った31歳の右腕・小川泰弘と高卒2年目の右腕・奥川恭伸だ。この頼もしい2人の先発に続いて勝利数が多いのは、なんと救援陣の今野龍太で、63試合61イニングで7勝1敗28ホールドを記録している。

【動画】6年ぶり8度目の優勝!高津監督の胴上げの様子をチェック

 今季ヤクルトの完投試合は3度あり、小川が2試合。1試合は41歳のベテラン石川雅規が投げ切った。さらに小川は5月15日の中日戦では99球で完封勝利を達成している。前回優勝を知る31歳は、奪三振数もチームトップで95をマークする。
 
 QS(6回を自責点3以内に抑えた試合数)は他球団と比較すればやや劣る数字だが、奥川12、小川11だった。そして開幕直前に巨人からトレードで加入した田口麗斗と今年1月に元AKBの板野友美さんと結婚した高橋奎二が8、石川が7と続いた。

 そして今シーズンのチームの快進撃を支えたのは、何と言ってもリリーフ陣だ。鉄壁リリーバー清水昇は72試合でプロ野球新記録50ホールドを挙げている。守護神マクガフは66試合3勝2敗14ホールド、31セーブ、そして先述のとおり今野が7勝28ホールドといった鉄腕トリオの存在が光った。

構成●THE DIGEST編集部

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