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MLB

ライバルをも魅了する大谷翔平。雨天待機中には他球団20人が熱中「みんな足を止めてテレビに見入っていた」

THE DIGEST編集部

2021.10.30

投打で快進撃を見せた大谷。そのパフォーマンスは他球団選手からも熱い視線が注がれた。(C)Getty Images

投打で快進撃を見せた大谷。そのパフォーマンスは他球団選手からも熱い視線が注がれた。(C)Getty Images

 やはり今季の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、他球団でも大きな注目の的だったようだ。

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 米スポーツメディアの最古参で大手サイトの一つ『The Sporting News』は現地時間10月28日、「ショウヘイ・オオタニはこの歴史的な2021年シーズンで、MLBの仲間たちを常に驚かせていた」との記事を掲載。二刀流スターが見せた今季の快進撃を受け、他球団選手の反応を紹介している。

 まず、同メディアの取材に応じたのは、ウィット・メリフィールド(カンザスシティ・ロイヤルズ)。記事によると、6月30日のボストン・レッドソックス戦では、雨天による30分間の待機中、「我々はフィールドに出ようとしていたが、彼の最初の打席だったから、みんな足を止めてテレビに見入っていた」という。
 
 さらに、この時の状況を「我々は本塁打を打つだろうと期待していた」と振り返ると、「6月に20人くらいのメジャーリーガーが立ち止まって、1人の男の打席を見るなんてありえないよ」と言及。「だが彼が打席に立ったから見ていた。毎日のように注がれる視線やプレッシャーの中で、彼が続けていたことは信じられないことだ」と感嘆の声を漏らしている。

 続いて、昨季のナショナル・リーグMVPであるフレディ・フリーマン(アトランタ・ブレーブス)も「野球ファンとして、彼が日々成し遂げていること、やっていることを一歩下がって見ていて、ショウヘイ・オオタニの偉大さを実感するしかない」とコメント。「彼がやっていることは、もう二度とできないことだと思う」と畏敬の念を示していた。

 ファンだけでなく多くの現役メジャーリーガーをも魅了し、28日には選手間投票の「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選出された大谷。オフシーズンに入ってもその存在感は絶大だ。

構成●THE DIGEST編集部

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