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MLB

大谷翔平の“高速スプリット”が「今季の最も厄介な15球」に選出!MLB公式が絶賛「野球界で最も打たれない球かも」

THE DIGEST編集部

2021.11.09

今季も冴えわたった伝家の宝刀スプリット。大谷が投じた“ある一球”にMLB公式が注目している。(C)Getty Images

今季も冴えわたった伝家の宝刀スプリット。大谷が投じた“ある一球”にMLB公式が注目している。(C)Getty Images

 再び二刀流スターの“魔球”に脚光が集まっている。

【動画】大谷が吠えた!93マイルのスプリットで仕留めた“奪三振シーン”をチェック

 現地時間11月8日、MLB公式サイトは「シーズンで最も厄介だった投球はこれだ」と題した特集を掲載し、今季の両リーグから厳選した「15球」をピックアップ。そのひとつに、投手・大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の高速スプリットが取り上げられている。

 4月4日のシカゴ・ホワイトソックス戦で投じた、“気迫あふれる”一球だ。2点リードで迎えた4回2死一、二塁の場面、ルイス・ロバートと対峙した大谷は時速100マイルの速球を連発。2ストライクに追い込んだ最後は、低く沈む92.6マイル(約149.0キロ)のスプリットで空振り三振に仕留め、雄たけびとともに力強くガッツポーズを繰り出した。
 
 同記事を執筆したデビッド・アドラー記者は、文面に「オオタニのスプリットは、野球界で最も打たれない球かもしれない」と評価を綴ると、「今季、この球に対する打者の成績は127打数11安打、打率.087、77三振だった」という衝撃のスタッツを紹介している。

「マウンドで100マイルを投げ、打席で115マイルの本塁打を打つのと同じように、オオタニのスプリットは93マイル近くまで速度が向上した」

 今季も随所で冴えわたった大谷のスプリット。日に日に精度が高まっている“伝家の宝刀”に来季以降も注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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