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MLB

「再び受賞しないとは考えられない」大谷翔平の今季MVP獲得に同僚が早くも太鼓判‼マッドン監督も「より良い結果がみられるだろう」

THE DIGEST編集部

2022.03.30

レフト方向へ技ありの一発を放った大谷。開幕へ向けて順調な調整ぶりを見せている。(C) Getty Images

レフト方向へ技ありの一発を放った大谷。開幕へ向けて順調な調整ぶりを見せている。(C) Getty Images

 メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、今年も順調な仕上がりをみせている。

 現地時間29日のコロラド・ロッキーズ戦では「1番・指名打者」で先発出場し、今季オープン戦2本目のホームランを放っている。投手としても21日のロッキーズ戦で初登板し、2回1/3で5奪三振を奪う力強い投球を披露した。
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 ダントツで最優秀選手に輝いた昨年同様、今季もここまで「二刀流」としての好調ぶりで、さらなる進化も期待される大谷翔平。米メディアでは、開幕前にして早くも、2022年のMVPタイトル獲得を予想している。
 
 米スポーツ専門紙『Sporting News』では、今季も大谷が故障せずに二刀流で活躍したケースを想定し、ジョー・マッドン監督やデビッド・フレッチャーのコメントも交えながら、MVPの可能性を探っている。

 昨年オフ以降、「この先も投打で成績を残した場合、最優秀選手選考において『対抗馬』が存在し得ないのではないか」という問いかけが頻繁に聞こえた。まさに記事でもシーズン前に改めてその答えを導きだそうとしている。

 その中で、昨シーズンのMVP投票で大谷に次ぐ2位となったウラジミール・ゲレーロJrの活躍を振り返り「昨季のゲレーロでも1位投票を得られなかった」と述べ、「ゲレーロが歴史的な活躍をしたシーズンだったが、オオタニはそれらを超越した」と、ゲレーロJrの成績、大谷の偉業を讃えている。 

 その上で同メディアは、「2022年にオオタニ以外の選手がアメリカン・リーグMVPを獲得できるのか?あるいは2023年?それとも2024年は?」と疑問を投げかけており、それに対しチームメイトのフレッチャーによる「彼が1年間健康であれば、再び彼が受賞しないことは考えられない」というコメントも掲載、今季の獲得も有力であると指摘。

 さらに「投打でオールスター級の働きをするひとりの選手の価値をどう判断すべきなのかが難しい」として、前例のないプレースタイルの評価が困難だとしながらも、「あれだけのインパクトを与える選手がリーグで最も価値のある選手でないとは考えにくい」と、MVP最右翼であると評した。

 加えて、マッドン監督の言葉として「(今季は他の主力打者が揃うことで)より良い結果を見ることができるだろう」と、昨季以上の打撃成績への根拠も示している。

 記事では「彼はまだ27歳」と年齢を強調し、プレーヤーとしての成長にも言及している。今季も1年を通して二刀流での高いパフォーマンスに、誰もが期待を寄せていることは間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】今季すでにMVPの有力候補!? 大谷翔平のオープン戦第2号ホームラン!

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