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MLB

ライアンらに次ぐ球団史上4番目の快挙も! 大谷翔平の奪三振ショーに米メディアも感嘆「とんでもないものを見せてくれた」

THE DIGEST編集部

2022.04.08

開幕戦からエンジン全開だった大谷。力みはあったが、対峙した強力打線を翻弄する見事なピッチングだった。(C)Getty Images

開幕戦からエンジン全開だった大谷。力みはあったが、対峙した強力打線を翻弄する見事なピッチングだった。(C)Getty Images

 球界が誇る偉才は、開幕から豊富な話題を提供している。

 現地時間4月7日にMLBが開幕。ロサンゼルス・エンジェルスは、ヒューストン・アストロズと本拠地で対戦。注目を集めた大谷翔平は、戦前の決定通りに「1番・DH兼投手」で先発登板。5回途中80球を投げ、被安打4、1失点、9奪三振の好投を見せた。
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 惜しくも今季初勝利とはならなかったが、本拠地のファンの前で堂々たるピッチングを披露した。初球から99.8マイル(約160.6キロ)を投じた大谷は、MLBキャリア初の開幕投手という大役を任されたためにやや力みも目立ったが、2回から3回にかけては4者連続三振を記録するなど、強力アストロズ打線を翻弄。先発としては十分すぎる役割を担った。

 3回にアレックス・ブレグマンにタイムリーヒットを打たれ、白星にこそ恵まれなかったが、文字通りの快投を見せた大谷。栄えある開幕戦での9奪三振は、エンジェルスの投手では、ノーラン・ライアン(1973年、12個)、アンディ・メサースミス(1970年、11個)、ジェレッド・ウィーバー(2012年、10個)に次ぐ史上4番目に多い記録となった。
 球団史にも名を刻んだ大谷のピッチングを現地記者たちもこぞって称えている。米メディア『The Athletic』などで執筆していたブレント・マグワイア記者は、「今夜のショウヘイ・オオタニはすべての球種が非常に優れたものであり、ずば抜けたカーブも投げていた。ほんとうにとんでもないものを見せてくれた」と絶賛。さらにエンジェルスの専門メディア『AngelsWin』もツイッター上で、こう発信している。

「今日はエンジェルスの勝利こそ見られなかったが、我々はマウンドで素晴らしい“ショウ”を目撃できた。ショウヘイ・オオタニは5回途中まで9個もの三振を奪った」

 なお、打線が大谷を援護できなかったエンジェルスは1対3で敗戦。それだけに好投手ジャスティン・バーランダーとの対戦となる明日の試合で初勝利を掴めるのか、DHでの出場が予定されている大谷の活躍とともに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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