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「ただ驚くばかりだ」完全試合を支えた18歳・松川虎生を海外メディアも絶賛!! 「名捕手ぶりを発揮した」と高く評価

THE DIGEST編集部

2022.04.13

佐々木(左)を好リードで支えた松川(右)。まだ高卒ルーキーの18歳だ。写真:産経新聞社

佐々木(左)を好リードで支えた松川(右)。まだ高卒ルーキーの18歳だ。写真:産経新聞社

 4月10日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希がオリックス・バファローズを相手に完全試合を達成した。13者連続奪三振というプロ野球記録も含まれるなど、強烈なインパクトを放つ快挙は、今なお国内外で大きな反響を呼んでいる。

 そして今回の大記録では、20歳のパーフェクトピッチングを支えた捕手、松川虎生の存在も大きくクローズアップされることとなった。このゲームがプロ7試合目である松川は昨年のドラフト1位指名入団。史上3人目となる高卒ルーキー開幕スタメンマスクという偉業に続き、28年ぶりである大記録の立役者ともなった。

 そして、この若き女房役を称える声は、海外メディアからも聞こえている。

 メキシコメディア『Momento Deportivo RD』では、佐々木の完全試合を報じるニュースの中で、松川の活躍もフォーカス、この日のパフォーマンスや、佐々木のピッチングを演出した存在として伝えている。
【関連記事】高卒ルーキー・松川虎生の「芸術的リード」。吉田正尚らを牛耳った配球の妙
 記事では「千葉ロッテマリーンズ、20歳の右腕、ロウキ・ササキが、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス・バファローズ戦で、NPB史上16人目の完全試合を達成し、歴史に名を刻んだ」として、この日の記録を紹介している他、「時速100マイルの速球だけでなく、フォークボールも驚異的な武器であることが証明された」と、投球内容も振り返っている。

 そして話題はバッテリーを組む新人捕手に移り、「この日、3打点を上げる二塁打を放ち、勝利に貢献した高卒ルーキー、18歳のコウ・マツカワは、プロ入り後わずか1か月でマウンド上のパートナーに劣らぬ名捕手ぶりを発揮した」と松川の攻守での働きにも触れ、続けて「リーグ戦の経験もほとんどない若い選手が、これほどまでに心理的に成熟し、適切なタイミングで適切な投球を組み立てられるのは、ただただ驚くばかりだ」と、佐々木をリードしたインサイドワークを評した。

 その上で「彼の存在がなければ、完全試合は実現しなかった可能性が高い」とも付け加えている。

 他にも井口資仁監督による「松川は、プレートの後ろで素晴らしい仕事をしてくれたし、バットでも助けてくれた」というコメントも伝えている。

 日本のみならず世界を驚愕させた大記録は、まさに若きバッテリーによって達成されたことは揺るがない事実だ。そして松川虎生の存在は、今後も「令和の怪物」のポテンシャルをさらに引き出していくことも間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【全27アウト動画】松川虎生のリードに支えられ、佐々木朗希が19Kの奪三振ショー&完全試合を達成!

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