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MLB

「“らしくない”打席でも成功する」鈴木誠也の見事な“悪球打ち”に米注目! 初の盗塁にも「タイミングが良かった」と賛辞の声

THE DIGEST編集部

2022.04.24

まだまだ勢いが止まらない鈴木。メジャー初の猛打賞、盗塁でチームの勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

まだまだ勢いが止まらない鈴木。メジャー初の猛打賞、盗塁でチームの勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

 サムライ戦士の活躍に地元記者も大熱狂だ。

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 現地時間4月23日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、本拠地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「2番・右翼」で先発出場し、4打数3安打1打点、1盗塁3得点と躍動。チームも21対0と大勝を収め、18日のタンパベイ・レイズ戦から続いていた連敗を4でストップさせた。

 なかでもひとつの見せ場となったのは、1死一、三塁で迎えた2回の第2打席だ。1打席目でレフト前ヒットを放っていた鈴木は、パイレーツ先発右腕のザック・トンプソンにカウント0ー2と追い込まれながらも、3球目に投じられた完全なボール球に反応。すると打球は逆方向に飛び出し、これがライト前へのタイムリーヒットとなった。

 鋭い選球眼で高評価を集めてきた27歳の見事な“悪球打ち”には、米スポーツ専門メディア『Fan Sided』のカブス専門サイト『Cubbies Crib』に執筆するペイトン・ハバーマン氏も、「今まで見た最もセイヤらしくない打席だったが、それでも成功を収めた」と公式ツイッターで賛辞を送っている。

 さらに、同じく2回にメジャー初盗塁を決めたシーンには、MLB公式サイトでカブスの番記者を務めるジョーダン・バスティアン氏が、「セイヤ・スズキのキャリア初盗塁はタイミングが良かった」とリアルタイムでツイート。この試合の止まらない活躍に熱い視線が注がれていた。

 第3打席こそサードゴロに倒れたが、第4打席では右腕ミゲル・ヤフレからツーベースを放ち、メジャー初の猛打賞もマークした鈴木。これで打率は.372、OPSは1.238となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鈴木誠也が見せた第2打席の見事な“悪球打ち”をチェック!

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