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MLB

大谷翔平が今季初のベンチスタート。マッドン監督は“休息日”を示唆も「彼は本当に負けず嫌いだから」と決断の舞台裏を告白

THE DIGEST編集部

2022.04.29

二刀流で開幕から休みなくプレーを続けてきた大谷。そうしたなかで、ようやく休息日が与えられた。(C)Getty Images

二刀流で開幕から休みなくプレーを続けてきた大谷。そうしたなかで、ようやく休息日が与えられた。(C)Getty Images

 開幕から全試合フル出場を続けてきた男に休息日が与えられた。現地時間4月28日、ロサンジェルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれるクリーブランド・ガーディアンズ戦で今季初のベンチスタートとなった。
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 前日の同戦に「2番・投手兼DH」で“リアル二刀流”でプレーした大谷は、投げては5回4奪三振、被安打5、2失点と粘投して2勝目をマーク。打っては6回に右越えのタイムリー二塁打を放つなど5打数3安打1打点を記録。投打で目に見える結果を残していたが、試合後に本人が「なかなか苦しかった」と振り返るなど、内容は決して芳しいものではなかった。

 そうしたなかで、東海岸への遠征を含む20連戦の真っ只中にあるエンジェルスは、大谷を初めて先発から外した。代打での出場の可能性こそあるが、おそらく休息日である。
 もっとも、当人は前日の取材で「体力面は問題ない」と語っていた。だが、「いつかは『ショウ、今日は休みなさい』と言わないといけない日が来ると思う」と話していたジョー・マッドン監督は、今回の決定について、エンジェルスの専門メディア『Rocks in the Outfield』などの取材で次のように話している。

「もしも、昨日の試合でショウヘイが3安打もしていなければ、今日休ませるのはきつかった。なぜなら彼は本当に負けず嫌いだからね」

 今季は降板後もDHで出場を続けられるといういわゆる「大谷ルール」が施行されたため、休みなく献身的にプレーを続けてきた。そのなかで、ようやく迎えた束の間のリフレッシュは、球界屈指の偉才にいかなる影響をもたらすのか。大いに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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