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“変則投法”で偉才を笑わせたヤンキース左腕が大谷翔平の対戦を回顧「彼が投手だから理解してくれた」

THE DIGEST編集部

2022.05.05

昨季、“変則投法”で大谷(左)に対抗したコルテスJr.(右)。同シーンを本人はどう振り返っているのか。(C)Getty Images

昨季、“変則投法”で大谷(左)に対抗したコルテスJr.(右)。同シーンを本人はどう振り返っているのか。(C)Getty Images

 二刀流スターを笑わせた“変則投法”が、再び脚光を集めている。

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 現地時間5月4日、米ロサンゼルスの地元放送局『Bally Sports』は、ニューヨーク・ヤンキースの左腕、ネストル・コルテスJr.のインタビュー記事を掲載。そのなかで、昨年の6月29日に行なわれた本拠地ロサンゼルス・エンジェルス戦での“ある一コマ”について振り返っている。

 対したのは、大谷翔平だった。球界屈指の強敵を前にし、「何が何でも打たれたくない」とコルテスJr.は工夫を凝らす。小刻みに左足でステップを踏み、なかなか投げる気配を見せず、ようやく右足を上げたかと思えば、途中で止まる。この“焦らしモーション”には、たまらず球審がプレーをストップをかけ、大谷も思わずニンマリと白い歯をこぼしていた。

 結局、この打席で大谷をセンターフライに打ち取ったコルテスJr.。今回、インタビュー内で同シーンについて問われると、「あれを彼が受け入れてくれたことに敬意を持っている」と大谷に畏敬の念を示し、「投手として、できることは何でもしなければならない」と自身の投手論を展開している。

 さらに、「彼自身が投手であるからこそ、投手というものが何かをわかっているんだ。それを理解してくれていたように感じた」と話すと、「また、彼が笑ってくれたこともうれしかった。アウトに打ち取れたこともね」と回顧。二刀流スターの物腰柔らかい人柄にも好印象を受けていたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷を笑わせた左腕コルテスJr.の“変則投法”をプレーバック!

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