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MLB

頻発する“疑惑の判定”に米メディアが怒り! 物議の“3球連続誤審”には「MLBファンはもう限界だ」とウンザリ

THE DIGEST編集部

2022.05.06

メッツ戦で厳しい判定が続いたオズーナ。今季も米球界では、ストライク判定を巡るミスジャッジが絶えない。(C)Getty Images

メッツ戦で厳しい判定が続いたオズーナ。今季も米球界では、ストライク判定を巡るミスジャッジが絶えない。(C)Getty Images

 日米球界問わず、絶えることのないストライクとボールを巡るミスジャッジ。とりわけ今季は審判の振る舞いも巡って問題となる場面が多い。そうした現状には、一部から怒りの声も上がっている。

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 現地時間5月4日のアトランタ・ブレーブスvsニューヨーク・メッツ戦では、マーセル・オズーナがその“犠牲者”となった。4回表1死一塁の場面、中継画面に表示されたストライクゾーンから外れているボールが3球連続でストライク判定とされ、見逃し三振に倒れる事態が発生したのだ。

 そして同日、「MLBファンはもう限界だ」とレポートを掲載したのが、米紙『USA Today』のスポーツ専門サイト『For The Win』だった。レポートをまとめたアンドリュー・ジョセフ記者は、「毎シーズン、MLB全体の審判が悪くなっているようだ」と危機感を露わにしている。

 現在、マイナーリーグでは“オートマティック・ストライクゾーン(通称ロボット審判)”が試験的に導入されているものの、まだその波はメジャーに来ていない。こうした現状を踏まえ、「オズーナの打席のようなことはありえないので、何かを変えなければならない」との指摘をしている。

 記事の最後では、「MLBファンからミスをした審判について多くの意見が出た」と綴られ、今回の“3球連続誤審”に対するツイッター上の声を紹介。球審を務めていたブライアン・オノア氏への批判や、見逃し三振となったオズーナを同情する声などが多く上がっていたようだ。

 ただロボット審判導入には、まだ慎重な意見も少なくない。問題解決に向け、はたして今後はどのような展開となっていくのだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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