サムライルーキーの“粋なプレゼント”が、現地で注目を集めている。今季よりシカゴ・カブスに鳴り物入りで飛び込んできた鈴木誠也のそれだ。

【PHOTO】大谷翔平、鈴木誠也、ダルビッシュ有…MLB 2022シーズンで躍動する“サムライ戦士”たちの厳選フォトを一挙紹介！

　現地時間５月８日、米放送局『ESPN』のバスター・オルニー記者は、公式ツイッターに「セイヤ・スズキがこの春、カブスの一部スタッフへ贈ったプレゼント」と記し、１枚の写真を共有した。そこには、花鳥風月が描かれた意匠ボトルのウイスキー『響21年』が収められていた。

　これはジェド・ホイヤーGM、デビッド・ロス監督を含む球団スタッフにプレゼントされたもので、同記者は続く文面で、「（映画の）『ロスト・イン・トランスレーション』でビル・マーレイ演じるキャラクターが宣伝していたブランドだ」と説明した。
　すでにチーム内で“愛されキャラ”として定着している背番号27だが、今回のエピソードには現地からも反響が続々。同ツイートのリプライ欄では、米作家でウイスキー評論家のフレッド・ミニック氏も、「これは素晴らしい、そしてかなり高価なものだ」と反応を示していた。

　英語が決して得意なわけではないが、抜群のコミュニケーション能力を発揮している鈴木。先月９日にも日本のお菓子を差し入れるなど、チームへの気配りを怠らないその姿勢は、”野球の本場”でも好評のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】鈴木誠也が球団スタッフに贈ったというウイスキーの写真をチェック！

【関連記事】元広島マスコットの“中の人”と鈴木誠也がまさかの再会！ 敵地でのスナック差し入れに驚きも「ここで会えて嬉しかった」

【関連記事】「スズキ以外は思い当たらない」“MLBでは見られない”鈴木誠也の紳士的な行動に米記者感嘆！「対戦相手や審判でさえも驚く」