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MLB

大谷翔平が2打席連発も“今季ワースト5連敗”。名将マッドンは厳しい表情「3勝するのに十分なプレーだった」

THE DIGEST編集部

2022.05.30

大谷が復調の兆しを見せた一方、チームはまたしても苦しい敗戦を喫した。(C)Getty Images

大谷が復調の兆しを見せた一方、チームはまたしても苦しい敗戦を喫した。(C)Getty Images

 苦しい逆転負けに指揮官もショックの色を隠せない。

【動画】今季2度目の2打席連発!バックスクリーンの生垣を超える11号特大2ラン

 現地時間5月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたトロント・ブルージェイズ戦に「2番・DH」としてスタメン出場。2打席連発の10号ソロ、11号2ランを含む3打数2安打3打点と大活躍だったが、チームは10対11で敗戦を喫した。

 大谷に加え、テイラー・ウォード、マックス・スタッシも3打点を挙げたエンジェルス。しかし、この日はブルペン陣が苦戦し、両チーム合計25安打、21得点という乱打戦に。6回終了時点で3点のリードを作りながらも、勝利をものにできず。これで今季ワーストの5連敗となった。

 この結果を受け、エンジェルスのジョー・マッドン監督は試合後、「3勝するのに十分なプレーをしていた」と連戦の内容を振り返りながらも、「これまでよかった選手たちが突然、苦しい状況になってしまった。まだ、それに対する答えが見つかっていない」と厳しい表情を浮かべた。

 さらに、「ブルペンはかなり整っていて、いい感じだった。でも、うまくいかなかったんだ」と続けた名将は、「ここ数日は、いいことがたくさんあったし、それが失われるわけではない」と前を向くも、「ただ、ブルペン陣には苦しい時間だった」と悔しさをにじませている。

 アメリカン・リーグ西地区の首位を走るヒューストン・アストロズとは現在、3.5ゲーム差。2位にはつけているものの、開幕から好調を維持していたエンジェルスの勢いがトーンダウンしていることは間違いない。8年ぶりのプレーオフ進出へ向け、今後の巻き返しに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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