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MLB

「ヤンキース流の勧誘方法かも?」敵地での大谷翔平ユニフォーム販売に米記者が反応「かなり奇妙なことだ」

THE DIGEST編集部

2022.06.03

敵地でのヤンキース戦は3連敗に終わったが、その人気はニューヨークでも変わらなかったようだ。(C) Getty Images

敵地でのヤンキース戦は3連敗に終わったが、その人気はニューヨークでも変わらなかったようだ。(C) Getty Images

 現地時間6月2日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたニューヨーク・ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に、「2番・投手兼DH」で先発出場したものの、本塁打3本を打たれ、自己ワーストタイを記録、4失点で4回途中で早々と降板した。打者としては5回に安打を放ったものの5打数1安打2三振と本領を発揮できず、チームも1-6で敗れ、この時点で連敗は7に伸びた。

 同日第1試合終了から、休憩1時間半足らずで迎えた第2試合では「2番・DH」でスタメン出場したが、打撃で苦しみ、3打数無安打、1四球で試合を終えた。チームも1対2で敗戦し、エンジェルスは今季ワーストを更新する8連敗を喫することになった。

 5月半ばまではローテーションも打撃もうまく回っていたエンジェルス。ポストシーズン進出の話題もちらほら聞こえてきただけに、暗雲低迷が続いている状況はファンとしてももどかしいだろう。
 
 しかしながら、チームの低迷にもかかわらず、大谷の人気はニューヨークでも並外れている。大谷が登板予定だった1日の試合が、雨で流れると、大谷の投打の活躍を楽しみにしていたニューヨークのファンからは悲鳴が上がった。

 そして、大谷人気を彷彿させるような一幕が敵地でも見られた。ヤンキー・スタジアムにあるグッズ売り場で通常の商品と一緒になんと大谷の赤いユニフォームが売られていたという情報がツイッターで拡散され、話題になった。

 米メディア『Larry Brown Sports』のダリン・アルバート記者によると「オオタニの人気は世界の垣根を超えている。それにヤンキースはタナカ、マツイ、イチローなど日本人選手が在籍していたこともあり、日本のファンも多いが、対戦相手とのシリーズを戦っている最中に、対戦相手のジャージを自チームのショップで販売するというのは、やはりかなり奇妙なことだ」と述べている。

 また同記者は「エンゼルスとの契約延長に合意しなければ、2023年限りでフリーエージェントとなるオオタニを勧誘するためのヤンキース流の方法かもしれない」と憶測している。

 確かに来年の大谷の行く末は気になるところであるが、まずは連敗続きのエンジェルスが苦難の中から脱出することが先決。まだ可能性が残されているポストシーズン進出に向けて一歩一歩勝ち続けていく先に、大谷の未来が見えてくるのではないだろうか。明日からのフィリーズ戦での奮闘に期待をしたい。

構成●THE DIGEST編集部
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