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大谷翔平が“意地のスリーベース”でノーヒッターを阻止! 土壇場で1点を返すもエンジェルスは3連敗

THE DIGEST編集部

2022.06.16

9回にノーノー阻止のスリーベースを放った大谷(左)。アンダーソン(右)は快挙を目前にしながら達成ならず。(C)Getty Images

9回にノーノー阻止のスリーベースを放った大谷(左)。アンダーソン(右)は快挙を目前にしながら達成ならず。(C)Getty Images

 現地時間6月15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたロサンゼルス・ドジャースとの「フリーウェイシリーズ」に「3番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打。ノーヒッターを食らいかけていた9回1死の4打席目で、チーム初安打となるスリーベースを放った。

【動画】大谷がアンダーソンのノーヒッターを阻止! 9回に見せた“意地のスリーベース”をチェック

 この日のドジャース先発は、今季ここまで11試合に登板し、7勝無敗と好調を維持していた左腕タイラー・アンダーソン。大谷にとっては、アンダーソンがマリナーズに所属していた昨季の10月3日に対戦し、先頭打者本塁打を放つなど4打席で1本塁打、2三塁打、敬遠四球と相性のよい相手だった。

 しかしこの日は、初回1死一塁の第1打席、フルカウントからの外角ストレートを見逃し三振。4回無死の第2打席、カウント2-2から投じられた低めのチェンジアップにバットが空を切って三振に倒れると、さらに、4点ビハインドで迎えた7回無死の第3打席もショートゴロに打ち取られた。

 そして、アンダーソンがノーヒットノーランまであとアウト2つというところまで迫った9回1死の場面、大谷は真ん中に入ってきた初球カットボールをライト線にはじき返し、スリーベースをマーク。土壇場で快挙達成を阻止し、その後、1点を返すホームを踏んだ。

 なお、試合はドジャースが4対1で勝利。エンジェルスは、前日に続く3連敗となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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