専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「オオタニは野球ファンが嫌いなのか」大谷翔平の“ノーヒッター阻止”に全米阿鼻叫喚! ツイッタートレンドも4位に「Ohtani」が 

THE DIGEST編集部

2022.06.16

最終9回に意地の三塁打を放った大谷。彼にしては珍しく(?)、その一打には批判の声が集まった。(C)Getty Imaghes

最終9回に意地の三塁打を放った大谷。彼にしては珍しく(?)、その一打には批判の声が集まった。(C)Getty Imaghes

 2日続けて全米中にため息がもれた。

 現地時間6月15日、ドジャース対エンジェルスの「フリーウェイ・シリーズ」がドジャー・スタジアムで行なわれ、タイラー・アンダーソンが9回1死までノーヒットノーランを演じる快投を見せた。しかし、その快挙は「世紀の偉才」である大谷翔平の手によって阻まれる。

 この日2三振を喫していた大谷は9回の第4打席の初球カッターをうまく捉えると、打球はライト線へ痛烈な当たりに。ゴールドグラブ5回の名手ムーキー・ベッツが懸命に追ってダイブしたものの、打球はグラブに届くことなく落ちて記録は消滅。大谷は快足を飛ばして三塁まで到達したのだった。

 前日14日にはカーディナルスのマイルズ・マイコラスが9回2死2ストライクまでノーヒッターを継続していたものの、最後の打者にセンター越えの二塁打を打たれて記録を逃しており、改めて達成の難しさを感じさせる2日間となった。
【動画】ノーヒッターはさせん! 大谷翔平が9回1死から意地の三塁打
 
 さすがに9回までノーヒッターが継続しているとなれば、そのチームのファンならずとも応援したくなるもの。アメリカのツイッタートレンドでは「Tyler Anderson」がしばらく1位に入るほどの注目を浴びていたが、記録を阻止した後は当然(?)「Ohtani」も急上昇ワードとなり、全米トレンド4位まで浮上。

 もちろんこれは、土壇場の場面で結果を出した大谷への称賛の声も少なくなかったけれども、「オオタニは野球ファンが嫌いなのか!」(セントルイス放送局『KMOV』のブレンデン・シェーファー記者)、「オオタニが試合をぶっこわした!」(『Pac12Network』のベン・ロス)をはじめ、快挙を見たかった人たちの“批判”によって後押しされた形だ。

 自身の持てる最高のパフォーマンスを見せたアンダーソン。そして大谷もまた、プロフェッショナルとして全力を尽くしての見事な一打。改めてノーヒッターを達成することの難しさを、垣間見せたシーンだっただろう。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】エンジェルスが大谷翔平と契約延長交渉!シャーザー超え「年俸58.5億円」を検討も長期契約には「消極的」と米メディアが報じる

【関連記事】66本ペースのジャッジも大谷翔平に敵わない!? “投票権”を持つ米記者がMVPを推挙する理由「明らかに異常な数字だ」

【関連記事】大谷翔平の“意外な一面”を米誌が特集! ヤンキースから加入した同僚が「思っていたよりもはるかに外向的だ」と語った姿とは?
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号