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MLB

頼れるトラウトが延長10回に勝ち越し2ランを放ち、エンジェルスがダブルヘッダー初戦を勝利! 大谷翔平は連続試合安打が11でストップ

THE DIGEST編集部

2022.06.19

チームは勝利するも、大谷のバットからは快音が聞かれず。(C)Getty Images

チームは勝利するも、大谷のバットからは快音が聞かれず。(C)Getty Images

 現地時間6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でシアトル・マリナーズとのダブルヘッダー第1戦を戦い、4対2で勝利した。「3番・DH」で出場した大谷翔平は5打数無安打で連続試合安打は自己最長タイの11試合でストップしている。

 前日の同カード、登板翌日の疲労を考慮して大谷を休養させたエンジェルスは1対8と大敗。迎えたこの日はダブルヘッダーとあって2連勝を狙いたいところだったが、試合は簡単に運ばなかった。

 初回の第1打席、大谷は逆方向に強い打球を飛ばすもレフトライナーに終わり無失点。エンジェルスは2回に1死一、二塁の好機を作ったが、ここでも得点できずにいると、3回裏にディラン・ムーアが先制のソロアーチを放って均衡が崩れる。

 続く4回、大谷、ジャレッド・ウォルシュが2者連続三振を喫するものの、そこからヒットと四球でつなぎ、カート・スズキが左二塁打を放って一挙逆転。不安定な投球が続くパトリック・サンドバルを援護。エンジェルスは5回にも2死三塁の場面で大谷に回すが、一塁ゴロに終わって追加点なく中盤戦へ。

【動画】頼れるトラウトが延長10回に勝ち越し2ラン!
 停滞するゲームの中、サンドバルは決して本調子とは言えない中でも、6回4安打1失点5奪三振でQSと先発としての役目を全うし、ブルペンにすべてを託した。が、これが誤算だった。

 7回裏、代り端の左腕アーロン・ループは先頭を死球で出すと、盗塁、ヒットでピンチを作る。たまらずエンジェルスは継投に出るも、マリナーズ売り出し中の有望株フリオ・ロドリゲスにタイムリーを浴びて2対2と同点にされてしまう。その後も両軍決め手に欠けて延長戦に突入。

 無死二塁から始まるタイブレーク。エンジェルスは簡単に2死に追い込まれるが、マリナーズ本拠地でビジター選手最多となる30本塁打を放っているマイク・トラウトがセンター後方に完璧な2ランを叩き込み、ついにエンジェルスは勝ち越しに成功。続く大谷も大きなフライを打ち上げるが、惜しくも距離は足りず、連続試合安打は自己最長タイの11試合でストップした。

 その裏、エンジェルスは9回を11球で簡単に退けた守護神ライセル・イグレシアスに代え左腕のホゼ・キハーダを投入。見事三者凡退に抑え、エンジェルスは前日の大敗を払拭する接戦を見事に制した。

構成●THE DIGEST編集部

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