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「ノーノー破りではなくなった」ウォルシュの「失策」→「安打」変更で、大谷翔平のノーノー阻止記録は幻に

THE DIGEST編集部

2022.06.23

15日にノーノー阻止をしたことで一躍話題となった大谷。だが記録が修正され7回にヒットが生まれていたことになった。(C)Getty Images

15日にノーノー阻止をしたことで一躍話題となった大谷。だが記録が修正され7回にヒットが生まれていたことになった。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の記録のひとつが幻となった。

 現地時間6月15日、エンジェルスはロサンゼルス・ドジャースの先発左腕タイラー・アンダーソンの好投に苦しんだ。0対4で迎えた9回1死無塁で第4打席に立った大谷が、初球の高めに入ったカットボールを鋭い当たりで捉えた。

 右翼を守っていた名手ムーキー・ベッツは、仲間を援護するため果敢に打球に向かって飛び込むも、届かず。背番号17が快足を飛ばして3塁へ到達し、ノーヒット・ノーランの記録を土壇場で阻止するという一連のプレーがあった。

【動画】ノーノー破りは幻に。9回に意地で三塁打を放った大谷をチェック
 
 しかし、この試合から6日経過した現地時間21日に、MLBはこの記録を訂正したのだ。地元放送局『Bally Sports West』で実況を務めるパトリック・オニール氏は、「7回にジャレッド・ウォルシュが投手のエラーで2塁へ進んだのを覚えていますか?」と問いかけたうえで、こう説明した。

「MLBは、それをシングルとエラーに記録を変更した。だからあれがノーノーを破ったヒットになる。9回のオオタニの三塁打がノーノー破りではなくなった」

 日本でもノーノー破りとして称えられた三塁打。この記録は儚く散ったが、昨季MVPのサムライは、今シーズンも連日のように躍動している。

構成●THE DIGEST編集部

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