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MLB

大谷翔平の3ラン2発&キャリア最高8打点に、米記者は大絶賛も「エンジェルスには十分ではなかった」

THE DIGEST編集部

2022.06.23

キャリア最高の8打点を挙げながら勝利は掴めず。大谷の孤軍奮闘も実らなかった。(C) Getty Images

キャリア最高の8打点を挙げながら勝利は掴めず。大谷の孤軍奮闘も実らなかった。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間の6月21日、本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に3番・指名打者で先発出場し、2本の3ランホームランを含む4打数3安打8打点の大暴れを見せた。しかし、エンジェルスは大谷の大活躍も空しく、延長11回の末に11-12で敗れた。

【動画】いずれも打った瞬間に確信! 大谷翔平が衝撃の3ラン2発!計8打点の荒稼ぎ

 大谷は6回の第3打席で、ロイヤルズ先発のジョナサン・ヒーズリーからセンター右へ飛び込む14号3ランを放つと、7-10の3点ビハインドで迎えた土壇場の9回にはクローザーのスコット・バーロウから飛距離438フィート(約133m)の特大の起死回生15号同点3ラン。2本の3ランアーチで存在を誇示した。

 延長にもつれ込んだ試合は、11回表にロイヤルズが2点を勝ち越し。その裏の攻撃では、大谷がこの日8打点目となるレフトへの犠牲フライで1点を返すも、反撃もここまで。結局、大谷の獅子奮迅の活躍は実らず、エンジェルスはロイヤルズ相手に連敗を喫している。

 この結果を受け、MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者が同サイトに寄稿し、「火曜の夜、大谷翔平はふたつの3ランを放ち、キャリアハイの8打点をマークする素晴らしいパフォーマンスだった」と称賛。しかし、「不安定だったエンジェルスにとっては十分ではなかった」とコメントしている。
 また記事では、大谷がエンジェルス史上8人目の8打点を記録した選手となったことや、日本人選手としては2006年の井口資仁、2009年の松井秀喜が記録した7打点を超える記録になったことを紹介。ボリンジャー記者は「(大谷が)翌日に先発のマウンドに上がる予定であることを考えると、さらに印象的だった」と記している。

 現地21日に発表されたオールスター投票の中間発表では、ア・リーグ指名打者部門で2位にランクされた大谷。チームの勝利には恵まれなかったが、今回の印象的な活躍によって、また一段とファンの心を掴んだに違いない。そして、現地時間22日には今季12度目の先発登板が予定されている。リアル二刀流で三たび連敗ストップなるかに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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