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ポストシーズンには出番も!? 右肘手術の前田健太、リハビリから投球を再開! 現地メディアは今季終盤の復帰を予想

THE DIGEST編集部

2022.07.04

ピッチング練習を再開したという前田。ポストシーズンのマウンドで、その姿を見られるか。(C) Getty Images

ピッチング練習を再開したという前田。ポストシーズンのマウンドで、その姿を見られるか。(C) Getty Images

 いよいよマウンド復帰が見えてきたようだ。

 ミネソタ・ツインズの前田健太がミネソタ州ミネアポリスの本拠地、ターゲット・フィールドで昨年の右肘の手術を受けて以来、初めてのブルペン投球を行った。これまでリハビリを続けてきた、チームのキャンプ地であるフォートマイヤーズからミネアポリスでの調整へと移行するという。実戦復帰がまた一歩、近づいた。

 前田は昨年8月21日のニューヨーク・ヤンキース戦で右前腕の張りを訴え負傷降板、そのまま戦線から離れることとなった。その後、9月1日にトミー・ジョン手術を受け、ここまで復帰へ向けてのリハビリに務めていた。
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 先月末よりピッチング再開という順調な回復ぶりが報じられ、さらに今月に入ると現地から、シーズン中の具体的な復帰時期なども聞こえてきているようだ。

 ミネアポリスのニュースメディア『Star Tribune』は、ツインズ投手陣のここまでを論じるトピックの中で、前田の近況について「トミー・ジョンの肘靭帯置換術から、回復の終わりに近づいている」と綴っており、さらに「ポストシーズンが近づくにつれてツインズをブルペンから救う可能性がある」として、シーズン終盤での復帰と予想している。

 また、米国内でツインズの情報を発信する『Twins Daily』はチーム内の故障者についての記事を配信、その中で「ケンタ・マエダは現在、ミネアポリスで調整を続けている。肘に内蔵の装具を入れることで、回復に要する時間を数ヶ月短縮することができた」と経過を伝えている。

 他にも「7月上旬には本格的にマウンドから投げる予定である」と現状を紹介し、「9月復帰の可能性もある」と見込みを述べた。

 日本国内でも、前田がブルペンでの投球を再開したことはすでに報じられており、本人によると「まだキャッチボールの延長」としながらも「状態は上がっている。(ひじの状態は)停滞はしていない」と、手応えを語っている。

 ツインズは現在、アメリカン・リーグ中地区で首位を走るなど、2季ぶりのポストシーズン進出も十分に狙える位置に付けている。今回のトピックにあるように終盤での試合復帰への期待も高まるが、自身は「明確なスケジュールは設定していない」とも明かしている。

 プロ生活で初となる、長期離脱を経験した前田健太。我々ファンは万全の状態でのピッチングが見られる時まで、見守っていきたい。

構成●THE DIGEST編集部
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