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「言葉がない!」「遥かに楽しい方法だ」鈴木誠也の大激走ランニングHRに米記者も興奮! 39日ぶり復帰戦で魅せた躍動に感無量

THE DIGEST編集部

2022.07.05

39日ぶりの復帰戦でランニング本塁打を放った鈴木。現地記者が興奮の様子を伝えている。(C) Getty Images

39日ぶりの復帰戦でランニング本塁打を放った鈴木。現地記者が興奮の様子を伝えている。(C) Getty Images

 待望の復帰戦で現地記者も感銘を受ける大激走を見せた――。

 シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地7月4日のミルウォーキー・ブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。右手薬指の突き指で戦列を離れて以来、39日ぶりの復帰となったが、ランニング本塁打を放つなど、4打数2安打1打点の活躍を見せた。
 
 復帰戦でセンセーショナルな復活劇だ。まずは2打席凡退で迎えた7回の第3打席。球宴右腕のグスタボの速球をライト前へ。復帰後初ヒットを放つ。

 そして、1-1の同点で迎えた9回の第4打席。1死走者なしの場面で、守護神の左腕ジョシュ・ヘイダーの95マイル(約153キロ)のツーシームを強振すると、真芯で捉えた当たりは左中間フェンスを直撃。不規則に跳ね返った打球が外野を転々とする間に、鈴木は三塁を蹴って本塁を陥れた。鈴木は4月17日以来の第5号をランニングホームランでマークした。

 帰ってきた日本人スラッガーの躍動に、現地メディア『BLEACHER NATION』のブレット・テイラー記者は、「言葉がない。何が起こったのかを説明しようとして、私は地上に浮かんでいた」と自身の激しい興奮ぶりを伝えると、さらに「私は心を奪われた。叫んだ。私の家族は私が夢中になっていると思っていた。ほんの少しの間だったと思う」と思いの丈を綴っている。

 復帰後の初本塁打は意外性のある一発となったが、「押しつぶされた打球は、打球速度109.9マイルで399フィート。多くの球場では伝統的なホームランだが、こっちの方がはるかに楽しめる」と、ランニングホームランでの生還にも歓喜している様子だ。

 現地記者も虜にした鈴木の復帰後初本塁打。今後、さらなる打棒爆発に期待が懸かる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】球界屈指の守護神からランニング本塁打! 鈴木誠也の全力疾走シーンをチェック

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