今季も二刀流で奮闘中の大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が、他球団選手の家族をも虜にしているようだ。

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　現地時間７月６日、敵地でのマイアミ・マーリンズ戦に「３番・DH兼投手」で先発登板した大谷は、７回（100球）を投げ、被安打２、10奪三振で８勝目（４敗）をマーク。打っても４打数１安打、２打点、１盗塁と目に見える結果を残し、５対２のチーム勝利に貢献した。

　こうした活躍には、相手球団からも賛辞が届いている。フロリダ州の地元紙『Palm Beach Post』によると、マーリンズ捕手のジェイコブ・スターリングスは、「投打両面で信じられない才能を持っている。打者としてMVP候補、投手としてはサイ・ヤング候補だ」と評したという。
　さらに、「彼とプレーした選手が友達に数人いる」と続けると、「チームメイトとして、そして人間としても、みんな彼のことを高く評価している」と周囲の声を紹介。その後も、「ベーブ・ルース以来か？本当に信じられないよ」と“野球の神様”を引き合いに出して称賛している。

　また、６日の試合には、スターリングスの家族が観戦に来ていたとのことで、「彼（大谷）の投球を見るために、ニューヨークへのフライトを水曜日から木曜日に変更したんだ」ともコメント。「あんなの毎日見れるものじゃない。彼は驚くべき存在だ」と強調していた。

　メジャーの舞台で異彩を放ち続けている大谷。今後もその存在が、さらに人々の視線を集めていくことは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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