専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

米メディアが“ア・リーグ前半戦MVP”にアルバレスをチョイス! 大谷翔平を不選出の理由は「チームが崩壊しているから」

THE DIGEST編集部

2022.07.09

ともに傑出した存在感を放っているアルバレス(左)、大谷(右)だが、チームの状況は対照的だ。(C)Getty Images

ともに傑出した存在感を放っているアルバレス(左)、大谷(右)だが、チームの状況は対照的だ。(C)Getty Images

 現地時間7月7日、米スポーツ専門メディア『The Athletic』は、独自基準で評価した今季のメジャーリーグ前半戦における各賞を発表。アメリカン・リーグMVPには、ここまで打率.312、26本塁打、59打点と絶好調のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)が選ばれた。

【動画】大谷が躍動したマーリンズ戦での“二桁奪三振&決勝2点タイムリー”をチェック!

 一方、今季メジャートップの30本塁打を誇るアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)や、ホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)など、その他の有力選手たちは、惜しくも不選出に。投打で奮闘を続けている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)もそのひとりとなった。

 今季の大谷はここまで、打者として打率.257、18本塁打、53打点、投手として8勝(4敗)、111奪三振、防御率2.44をマーク。昨季に続いて圧巻の二刀流を披露しているが、記事を執筆したジェイソン・スターク記者も、今回執筆した記事に際して「『オオタニはどうなんだ?』と聞いて当然だ」と記した。
 
 ただ、大谷を選ばなかった理由としてスターク記者は、「アルバレスやジャッジを抑えてまで、チームが崩壊している男に投票する気にならない」と強調。今季の開幕ダッシュに成功し、ア・リーグ西地区のトップに立っていたエンジェルスは現在、悪夢の14連敗もあって4位に沈んでおり、この現状が今回の評価に影響したようだ。

 レギュラーシーズンを折り返し、8年ぶりのプレーオフ進出に黄信号が灯っているエンジェルス。大谷個人の活躍とともに、後半戦におけるチームの巻き返しにも期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】昨季はMVPを獲得!更なる飛躍を目指しMLB2022シーズンで躍動する大谷翔平を特集!

【関連記事】検証:大谷翔平が本塁打を打った“通算100試合”でエンジェルスは何勝した? 「なおエ」が席巻した2021年はまさかの…<SLUGGER>

【関連記事】「連敗ストッパー」投手・大谷翔平が凄すぎる。“投手一本”でも一流の域で、防御率は驚異の0.32!<SLUGGER>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号