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MLB

「こんな位置にいるなんて異常だ」“大谷しか勝たん”チーム内からも​​​​​​嘆きの声! 地区首位と20ゲーム差で「かなり厳しい状況」

THE DIGEST編集部

2022.07.15

大谷など大スターを擁しながら、低迷が続いているチームの現状について、ウォード(写真)が正直な心境を明かした。(C)Getty Images

大谷など大スターを擁しながら、低迷が続いているチームの現状について、ウォード(写真)が正直な心境を明かした。(C)Getty Images

 まさに“大谷しか勝たん”状態に陥っている。

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 現地時間7月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。3打数1安打、1得点、2四球をマークするも、延長戦の末にチームは2対3で敗れ、大谷の登板日以外で11連敗となった。

 開幕当初、エンジェルスは、アメリカン・リーグ西地区で首位に立っていた。しかし、1か月を過ぎたあたりからチームの歯車が狂い始め、5月後半から6月にかけては、球団史上ワーストの14連敗を記録。現在、首位アストロズと20ゲーム差も離され、地区4位に低迷している。
 
 この苦境には、チーム内からも嘆きの声が上がっている。この日、同点の8回2死一、二塁で見逃し三振に倒れたテイラー・ウォードは試合後に「狙っていた球を逃がしてしまった。振っておけばよかった」と唇を噛んだ。地元紙『Orange County Register』が伝えている。

 さらに、「シーズン初めの1か月を考えると、いまはかなり厳しい状況だ」と正直な胸中を明かしたウォードは、「僕らがこんな位置にいるなんて異常だ」とコメント。8年ぶりのプレーオフ進出に黄信号が灯っているが、今後に向けては、「進み続けるしかない」と前を向いている。

 15日からは、ロサンゼルス・ドジャースと本拠地での2連戦を迎えるエンジェルス。はたして残りのシーズンで巻き返しを見せられるか――。

構成●THE DIGEST編集部

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