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「日韓戦はやっぱ負担も大きい」WBC出場意欲の大谷翔平に韓国代表監督は早くも警戒モード!「作戦は立てられる」

THE DIGEST編集部

2022.07.25

日本代表としての出場に意欲を示した大谷。そんな偉才の存在にはライバルたちも警戒を強めている。(C)Getty Images

日本代表としての出場に意欲を示した大谷。そんな偉才の存在にはライバルたちも警戒を強めている。(C)Getty Images

「ケガとかもあって、タイミング的に出られない年もありましたけど、出たい気持ちはもちろんあります。自分に実力があるのであれば、選んでもらえるのであれば、プレーしたい」

 メジャーリーグの大舞台で活躍を続ける大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、来春に迫った第5回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場について問われ、そう意欲を示した。

 もちろん、本人の意思によって即断即決で決められるものではない。すでにマイク・トラウトがアメリカ代表として出場を決めているため、シーズン直前の主力の離脱を危惧するエンジェルスが、ただでさえ負担の大きい二刀流を貫く大谷の出場を拒む可能性は小さくない。
 
 他でもない本人が「プレーしたい」と明言しただけに、期待を抱かずにはいられない。無論、ライバル国からすれば、警戒せざるを得ない。現地時間7月21日に韓国野球委員会(KBO)によって韓国代表監督に選出されたイ・ガンチョル(現KTウィズ監督)は、日刊紙『朝鮮日報』などの取材で「WBCはオリンピックやアジア大会とも全く異なる大会だ」と意気込み、大谷の出場が囁かれる侍ジャパンへの対策を語っている。

「日韓戦はやっぱり他のどの試合よりも緊張感があって負担も大きい。それに大谷が出てくれるかもしれないんだ。もしも、そうなったら彼をどう打つかが重要になる。幸い、WBCは投手へ球数制限がある。我々もそれをうまく利用させてもらう。だから、作戦は立てられると思う」

 栗山英樹監督が率いる日本代表は、東京ドームで実施される1次リーグで韓国代表と対峙する。その世界が熱視線を注ぐライバル対決に大谷の姿はあるのか、そして彼にイ・ガンチョル監督はいかなる策を講じるのか――。両軍の対戦は、球界を大いに盛り上げそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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