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打たれても高まる敬意…大谷翔平の連勝を止めたベネズエラ人打者の一発を母国メディアは大絶賛!「オオタニのようなスターにも怯まなかった」

THE DIGEST編集部

2022.07.26

6連勝中の大谷からとどめとなる一発を放ったアルシア。母国メディアでも大きく取り上げられた。(C) Getty Images

6連勝中の大谷からとどめとなる一発を放ったアルシア。母国メディアでも大きく取り上げられた。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間24日に行なわれたトランタ・ブレーブス戦に9対1で勝利し、連敗を5でストップさせた。

 チームにとって今月3勝目となるこの白星は、大谷翔平の先発登板以外での久々の勝利でもあり、巻き返しを狙うエンジェルスにとって大きな意味を持つゲームとなった。

 その大谷は、オールスター前まで投手として6連勝中、低迷するチームの連敗を幾度となくストップさせてきており、後半戦でもエースとしての役割が求められている。そして球宴明け最初のゲームとなった22日のブレーブス戦のマウンドを託された大谷は、これまでに無いほどの快投を繰り広げた。

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 6回まで無得点に抑え、打たれた安打はわずか1本、11個の三振を奪うなど強打を誇るブレーブス打線を寄せ付けず、期待以上のピッチングを展開。しかし0対0のまま迎えた7回、先頭打者を四球で歩かせた後、3番のマット・オルソンに手痛い2ランを浴び先制点を許すと、その後もう1点を奪われ、ランナー1・2塁となったところで8番のオーランド・アルシアに初球のスライダーをレフトスタンドに運ばれている。

 ここで無念の降板となり、チームも1対8と大敗したことで、大谷は6月3日のニューヨーク・ヤンキース戦以来、今季5敗目を喫した。

 拮抗したゲームで、終盤の本塁打攻勢で打ち崩された大谷。しかし敗れてもなおエンジェルス投手陣の大黒柱への敬意は、海外の様々な反応で伝わってきている。

この日、大谷をマウンドから降ろす一発を放ったアルシアの母国、ベネズエラの『SPORTS VENEZUELA』は、「オーランド・アルシアはオオタニからホームランを打ち才能を発揮した」と殊勲の本塁打を記録した自国の内野手を称えている。

 さらに「MLBでプレーする日本人の中で最高の選手になりつつあるオオタニから本塁打を放つという特権を得た。日本出身の彼は過去、アメリカン・リーグで新人賞と最優秀選手賞を受賞している」と、大谷の実績も強調した上で「アルシアはオオタニのようなスター選手にも怯まないことを示した。日出ずる国からきたこの投手は、野球のメッカのダイヤモンドで再び彼に挑戦する時には、間違いなく用心深くなるだろう」と今後の対戦への見込みを述べた。

 シーズン後半もリーグ屈指の投球を続ける背番号17を攻略すべく、各球団の打者も真っ向から挑んでくる。スタープレーヤーによる力と力の真剣勝負はさらに盛り上がりを見せるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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