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MLB

復帰後4本塁打と好調の鈴木誠也、MLB公式のルーキーランキングに返り咲く!「7月はこれまでで最高だった」と高い評価

THE DIGEST編集部

2022.07.27

現地26日のパイレーツ戦で8号ソロを放ったカブスの鈴木。復帰後は好調を維持している。(C) Getty Images

現地26日のパイレーツ戦で8号ソロを放ったカブスの鈴木。復帰後は好調を維持している。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの鈴木誠也は、現地時間7月26日のピッツバーグ・パイレーツ戦で「3番・ライト」で先発出場し、3試合ぶりの本塁打を含む2安打を記録、チームの勝利に貢献した。

 鈴木は初回、ランナー1塁の場面で回ってきたこの日最初の打席で、パイレーツ先発の右腕、ブライス・ウイルソンのスライダーを左中間へはじき返し、これがツーベースヒットとなりチャンスを広げた。この回、カブスは3点を奪い試合を優位に進める。

【動画】特大の一発! 鈴木誠也、3試合ぶりの8号アーチ!

 その後、2打席は凡退したものの、8回に巡ってきた第4打席。3対2と1点差で迎えたこの場面で試合を決定付ける一打を放つ。パイレーツ3番手、ウィル・クロウに2ストライクと追い込まれた後の3球目を捕らえると、打球はレフトスタンド後方の柱を直撃、超特大の第8号本塁打となった。

 鈴木の目の覚めるような一発で追加点を挙げたカブスは4対2で勝利、これでオールスターを挟んでの連勝を6に伸ばした。

 ここ3試合、ノーヒットが続いた後のマルチ安打、そして復帰後4本目の本塁打と、今月は印象に残るパフォーマンスを続けている鈴木。その好調ぶりは、MLB公式サイトによる「ルーキーパワーランキング」でも高い評価を得ており、発表されたばかりの最新版に名を連ねている。

 シーズンの開幕から毎月、好成績を残したルーキー10人を公式サイトスタッフが選出してきており、鈴木は5月以来、3度目のランクインを果たした。今シーズン最初の4月のランキングでは、序盤の目覚ましい活躍もあり堂々の1位に選ばれ、5月は4位、先月は負傷者リスト入りにより出場が無かったためランク外となっていた。

 そして、現地時間26日に配信された最新版には、1位のジュリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)、2位のボビー・ウィット・Jr(カンザスシティ・ロイヤルズ)らとともに、9位に鈴木の名前が記されている。公式サイトからのコメントでは「シーズン序盤にこのランキングから弾き出されたスズキが、再び食い込んできた。6月は怪我をしてしまったが、7月はこれまでで最高の月となった」と、復帰後、ここまでの成績を評している。さらに、「このままいけば今季終了後、ナ・リーグ新人王の議論に名前が挙がることとなるだろう」として、今後への期待を綴った。

 苦難を乗り越えたことで再び勢いに乗った鈴木誠也。シーズン後半、そのスイングがどれだけの快音を響かせるか、非常に楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部
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