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Wヘッダーも難なくプレー! 大谷翔平の「人間ではない」タフさに米識者も感嘆「最も印象的なスタッツは試合出場だ」

THE DIGEST編集部

2022.08.07

ほとんど休むことなくプレーをし続ける大谷。そのタフさには現地の識者たちも驚くばかりだ。(C)Getty Images

ほとんど休むことなくプレーをし続ける大谷。そのタフさには現地の識者たちも驚くばかりだ。(C)Getty Images

 二刀流戦士のタフさがクローズアップされている。現地時間8月6日に敵地で行なわれているシアトル・マリナーズとのダブルヘッダーで、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、2戦とも先発出場を飾った。

 今季も当たり前のように投打での活躍を貫いている大谷。打っては打率.254、24本塁打、64打点をマーク。投げても直近3試合で未勝利ながら9勝(7敗)。防御率2.83、奪三振率13.03といずれもハイアベレージをマークしている。

 かつて誰もが「不可能だ」と考えていた二刀流を、一大フィーバーを巻き起こした昨季に続いてこなしている大谷の疲労度は想像に難くない。まして、今季のエンジェルスは、マイク・トラウトやアンソニー・レンドーンといった主力が相次いで故障離脱。そのために背番号17の心身への負担は相当なものになっている。
 
 だが、彼は毎試合のようにプレーし続ける。そんな大谷の“強さ”には、米記者たちも感嘆するばかりだ。エンジェルスの地元ラジオ局『KLAA』のポッドキャスト番組「Angels Recap」のホストを務めるトレント・ラッシュ氏は、ダブルヘッダーの出場を知るや、ツイッターでこう記した。

「これは私の意見だが、思うに今季のオオタニの最も印象的なスタッツは試合に出ている数だ」

 エンジェルスを長年見守り、目の肥えているラッシュ氏が目を見張るのも無理もない。今季の大谷は105試合に出場。そのうち18試合に先発登板を果たしているのだ。1シーズンに投打でこの出場記録を残したのは、近年のメジャーではやはり大谷以外にはいないだろう。

 米球界でも異彩を放ち続ける大谷。いまや好意的な意味で「人間ではない」(米ポッドキャスト番組『Talkin' Basebal』より)と評され、あらゆる娯楽性を提供する天才プレーヤーには、引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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