現地時間８月９日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「２番・DH兼投手」で先発出場。第４打席に自らを援護する25号ソロを放ち、今季10勝目を飾った。

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　７回の無死走者なしの場面だった。アスレティックスの２番手左腕サム・セルマンと対峙した大谷は、まず１球目のボール球をしっかり見送る。続く２球目の高めスライダーを捉えると、打球はきれいな弧を描き右翼スタンドへ。イチローの記録を抜き、日本人歴代単独２位となるメジャー通算118本塁打をマークした。この大谷の圧巻弾に現地からも賛辞が止まない。

　米スポーツ専門メディア『FanSided』の記者を務めるヴィニー・パリーゼ氏が「ショウヘイ・オオタニがイチロー・スズキを抜き、日本人メジャーリーガーで２番目に多い本塁打を放った。彼はこれまで見てきたなかで最も才能のあるアスリートだ」と称えれば、エンジェルスの公式SNSも「ショウヘイ・オオタニの世界全開だ！私たちは皆そこに住んでいる」と25号の映像を実際に共有し、愉悦に浸っている。
  　さらに、この日は1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる“二桁勝利＆二桁本塁打”の歴史的快挙を達成した大谷。はたして“二刀流スター”は、次はどんな偉業を成し遂げ、私たちを驚かせてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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