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フィールド・オブ・ドリームス・ゲームで鈴木誠也が躍動!“トウモロコシ畑の真ん中で”初回に先制打、3打席連続出塁<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.08.12

1900年代風のレトロなユニフォームに身を包み、名作映画の聖地で鈴木が大活躍した。 (C)Getty Images

1900年代風のレトロなユニフォームに身を包み、名作映画の聖地で鈴木が大活躍した。 (C)Getty Images

 名作映画の夢舞台で、サムライが躍動した。

 現地8月12日、アイオワ州ダイアーズビルでレッズ対カブスの「フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム」が行われた。カブスの「4番・ライト」で出場した鈴木誠也は、5打席で3打数1安打2四球1打点。チームの4対2での勝利に貢献した。

 同名の名作映画の撮影地で行われるこの試合は今年が2回目で、日本人選手が出場するのは初めて。鈴木はまだ映画は未視聴とのことだが、試合では堂々たる活躍だった。
 
 第1打席は初回に回ってきた。この日ならではのレトロなユニフォームに身を包んだ鈴木は、2死一塁でレッズのルーキー左腕ニック・ロドーロを向こうに回し、真ん中に入ってきた2球目を一閃。打球が左中間を転々とする間に、一塁ランナーのパトリック・ウィズダムが長駆ホームイン。さらに自身も次打者ニコ・ホーナーのタイムリー二塁打で生還し、この回カブスは一気に3点を先制した。

 3回の第2打席と5回の第3打席はしぶとく四球を選ぶなど、3打席連続出塁。7回の第4打席はショートゴロに倒れたものの、9回に5打席目が回ってくる。試合を通じてまだ出ていなかった本塁打が期待されたが、真ん中低めに入ってきた初球は見逃し、同じコースの2球目はファウル。最後もやはり真ん中低めだったが、3球目はファウルチップで三振に倒れた。

 待望の一発は出なかったとはいえ、チームの勝利に大きく貢献。「フィールド・オブ・ドリームス」のタイトル通り、球場でファンに夢を与えて見せた。

構成●SLUGGER編集部
 
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