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MLB

2か月ぶり“3連勝”&4月以来の“スイープ”と波に乗ってきたエンジェルス!米メディアが「特定の選手に頼れる」と期待隠せず

THE DIGEST編集部

2022.08.12

直近6試合では5勝1敗と打線に勢いが戻ってきたエンジェルス。大谷以外の活躍も目立つ。(C)Getty Images

直近6試合では5勝1敗と打線に勢いが戻ってきたエンジェルス。大谷以外の活躍も目立つ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスがようやく、波に乗ってきた。

 現地時間8月10日、エンジェルスは敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦で5対4と勝利し、2か月ぶりに3連勝。スイープは4月下旬にクリーブランド・ガーディアンズに4連勝して以来となる。

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 エンジェルスはこの3連戦でホゼ・スアレス、大谷翔平、ルイス・レンヒーフォ、デビッド・フレッチャー、マグネリウス・シエラなど多くの投手と打者が印象的な活躍を見せた。

 それでは、これらの選手のアスレティックス戦での活躍を振り返ってみよう。

第1戦:エンジェルス1対0で勝利
このシリーズの初戦は、大谷は休養日のため出場しなかった。先発のスアレスは被安打2、奪三振8、与四球2、無失点と安定したピッチングを披露。アスレティックスを完全に封じ込めた。

打撃では初回にレンヒーフォが左中間への6号ソロを放って先制。エンジェルスはこの1点を守りきった。

第2戦:エンジェルス5対1で勝利
この試合では、またもや大谷がメジャーの記録を投打ともに塗り替えた。投手としては今季10勝目を挙げ、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業を達成。4安打3四球を与えながらも6回をシャットアウトし、メジャー5年目で自身初となる2桁勝利をマークした。

打者としての大谷は、7回に25号ソロホームランを放ち、自らを援護。この本塁打で、大谷はイチローを抜き、日本人歴代単独2位となるメジャー通算118本塁打に到達。また、フレッチャーが3回にレフトへのタイムリー、テイラー・ウォードが5回に左中間への3ランを放つなどエンジェルス打線は爆発した。

第3戦:エンジェルス5対4で勝利
この日の試合は、延長12回まで続く接戦となった。6回にレンヒーフォの3ランで先制したエンジェルスは、その後、追いつかれるも10回にシエラのタイムリーで勝ち越しに成功。その裏に同点に追いつかれたものの、12回に再びシエラが勝ち越し2塁打を放ち、アスレティックス相手に僅差で逃げ切った。

 そんななか、米メディア『Yardbaker』は、勢いが戻ってきたエンジェル打線に注目。次のように述べている。

「エンジェルスは、チームを勝利に導く上で必要な選手たちを見つけた。彼らがアナハイムに戻ってきたとき、よりレベルの高い対戦相手から勝利を奪うために、特定のプレーヤーに頼り続けることができるという希望が生まれた」
 
 現地12日より、本拠地に戻ってミネソタ・ツインズ3連戦、そしてシアトル・マリナーズ3連戦を控えているエンジェルス。打撃の調子が戻ってきたエンジェルス打線に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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