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MLB

大谷翔平のトレード移籍先“予想”が反響拡大! 「カブスに入団するには魅力的な時期」との米識者見解を地元サイトも歓迎

THE DIGEST編集部

2022.08.29

シーズン中にもかかわらず大谷の去就に関する話題は尽きることがないようだ。(C) Getty Images

シーズン中にもかかわらず大谷の去就に関する話題は尽きることがないようだ。(C) Getty Images

 この男はストーブリーグでも再び話題を独占か。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平のトレードトピックが後を絶たない。現地時間8月28日、米シカゴのニュースメディア『The 670 Score』に掲載された、現地ジャーナリストのジョン・モロシ氏の発言が米国内で大きく取り上げられている。
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 モロシ氏は今オフ、大谷がシカゴ・カブスへのトレード移籍の可能性が高いとコメントしており、その理由として大谷がメジャー移籍時にカブス入りが有力視されていたことなどを挙げ「(移籍が実現しても)驚くことではない。周りを見渡してみても、カブスに入団するには魅力的な時期だと思う」と述べている。

 さらに「カブスはこれからもっと良くなる。もしオオタニがシカゴに来て周りを見渡せば、エンゼルスの5年後よりもカブスの5年後の方がいいような気がする」とカブスの将来に期待を込めた。

 一方で、記事には「モロシは、オオタニのための価格は高価になるだろうと警告している」と記されており、先発ローテーションの一人であるジャスティン・スティールや他の若手有望株の放出が必要と言及。その上でモロシ氏が「このトレードはとても難しい。それらの選手の放出をカブスが出来るかどうかはわからない」と語ったとしている。

 また、これらのコメントを受け同じくシカゴのスポーツサイト『On Tap Sports Net』でもこのモロシ氏の見解にフォーカスしており「モロシはカブスの現状について、多くの良い点を提案している。新進気鋭のチームであり、オオタニの本拠地としてカブスが非常に理にかなっているのは間違いない」と好意的に綴っている。

 さらに「カブスは、より競争力のある時期にオオタニとドルを交換し、セイヤ・スズキとラインナップを組むことができる。突然、カブスはロースターが深みを増すことになる」として、鈴木誠也との日本人スラッガーの競演により打線の強化が可能と主張した。

 大谷は現地時間28日のトロント・ブルージェイズ戦で「3番・指名打者」として先発出場、9試合ぶりとなる28号本塁打を放ち、チームの8対3の勝利に貢献した。9奪三振、無失点で今季11勝目を挙げた好投の翌日、バッティングでも快音を鳴らすこととなった。

 プレーオフ争いを演じる相手に対し、見事な3連勝を演出した「二刀流スター」の動向には、今後もさまざまな視線が向けられていくことは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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