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「あの発言に憤りを覚えた」大谷翔平を支持したA・ロッドに元選手が激怒!「都合のいいときだけドミニカ人だ」

THE DIGEST編集部

2022.09.04

“二刀流”大谷翔平を高く評価しているアレックス・ロドリゲス。(C)Getty Images

“二刀流”大谷翔平を高く評価しているアレックス・ロドリゲス。(C)Getty Images

 元ニューヨーク・ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲスは、事あるごとに“二刀流”大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に賛辞を贈ってきた。だが、そんな彼の言動に不満を覚える者もいるようだ。

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 今シーズンの大谷は、ベーブ・ルースがやってのけて以来104年ぶりとなる「2桁本塁打+2桁勝利」を達成しただけでなく、“野球の神”でも成しえなかった「10勝+30本塁打」という偉業も記録。まさに球史に残るパフォーマンスを披露している。

 ロドリゲスのように、解説業に励むスターは二刀流戦士についてコメントを求められる機会が増えている手前、他の選手を差し置いて、大谷のプレーを語る回数が多いのも事実だ。そうしたなかで、ドミニカのポッドキャスト番組『Abriendo El Juego』に出演した元メジャーリーガーのカルロス・ゴメスは異議を唱える。

 そもそも、ロドリゲスは、昨シーズンの終盤にアメリカン・リーグMVPレースでドミニカ出身のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)と大谷が白熱した争い繰り広げていた際に「彼は現代のバンビーノ(ベーブ・ルースの愛称)だ」と大谷をMVPに推挙していた。
 
 これにゴメスは不満を抱いた。かつてミルウォーキー・ブルワーズなどで活躍した名手は「俺はあの発言に憤りを覚えたよ」と振り返り、「ショウヘイ・オオタニがMVP獲得後も、俺はオオタニ派に一度も変えていない」とドミニカ愛を口にする。

 そしてドミニカ生まれのロドリゲスに「ラテンアメリカとアメリカ人の間でいざこざが起きると、アレックスはいつもアメリカ人を支持している」と不満を吐露したうえで、次のように続けた。

「彼は都合の良いときだけドミニカ人になる。ドミニカ人の肩を持ってほしいときに担わない。ビジネスのことしか考えていない」

 もちろんロドリゲスが発する言葉の真意は定かではないものの、人間離れした異次元のパフォーマンスを見せる大谷を巡り、元スター同士の間で意見は割れているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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