専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「ジャッジより大谷の方が信じ難いけど…」大谷翔平がア・リーグMVPを受賞するのは厳しい!?米記者が指摘する懸念材料とは?

THE DIGEST編集部

2022.09.05

アメリカン・リーグMVPの有力候補の大谷(左)とジャッジ(右)。果たしてどちらの手に渡るだろうか。(C)Getty Images

アメリカン・リーグMVPの有力候補の大谷(左)とジャッジ(右)。果たしてどちらの手に渡るだろうか。(C)Getty Images

 今季も熾烈なアメリカン・リーグMVPレースが繰り広げられている。事あるごとに話題の中心にいるのは、昨年MVPの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジだ。

【動画】圧巻の一発!ジャッジの最新53号ソロをチェック

 大谷は前年に続き投打でリーグを席巻しており、ここまで投げては11勝8敗、防御率2.58、181奪三振をマーク。打席に立てば30本塁打、82打点を生み出す異次元の成績を残している。

 一方ジャッジは53本塁打、115打点、OPS1.075と驚異的な数字でトップの成績を誇る。そればかりか、この勢いのままシーズンを完走すれば、ロジャー・マリス(ヤンキース)が保持するアメリカン・リーグのシーズン最多本塁打(61本塁打)をも超える64発が量産される。

 残り約1か月となるなか、例年どおり各メディアではMVP予想が白熱している。抜きん出たこの2人のうちのどちらかがMVPを獲得するのではと噂されているが、チーム状況が違うことに加え、“二刀流”という類まれな役割を担う28歳は比較する術がないのが事実だ。
 
 そんななか、米国のポッドキャスト番組で司会を務めるダン・クラーク氏は、「データでは、ジャッジより大谷の方が信じ難いけど」と前置きをしたうえで、「ここで問題なのは、ヤンキースはジャッジがいないと滅茶苦茶な状態。一方エンジェルスはオオタニに関係なく駄目な状態」と評した。

 そして同氏は「もちろん残忍な評価ではあるけど、選手の価値を語るうえでは重要な考え方だ」と指摘している。

 あくまでも一つの見方に過ぎないが、チーム状況を踏まえれば、ジャッジの方がやや優勢のようだ。とは言え、終盤戦で何が起こるかは誰も予想できない。果たしてサムライは2年連続のMVP獲得は出来るだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】驚異のストライク率で異彩! 大谷翔平の粘投にMVP推挙の声が噴出「オオタニは永遠に信じられない男」

【関連記事】「この男を当然と思ってはいけない」アストロズをねじ伏せた“大谷翔平の111球”に米識者たちが熱狂!「MVPを受賞すべき」

【関連記事】「オオタニではない!」米人気司会が大谷翔平とジャッジのMVP議論に苛立ち露わ「もうストップだ。やめてくれ!」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号