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球団記録に並ぶ1試合2発を記録した大谷翔平を米メディアが絶賛「彼がプレーする限り、ショーは続き、MVPもあり得る」 

THE DIGEST編集部

2022.09.07

5日のタイガース戦で今季6度目のマルチ本塁打を打った大谷。パフォーマンスは底知れない。(C)Getty Images

5日のタイガース戦で今季6度目のマルチ本塁打を打った大谷。パフォーマンスは底知れない。(C)Getty Images

「1試合2発」の余韻は今も冷め切らないままだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間9月5日のデトロイト・タイガース戦で記録した2本のホームランは、これまで以上に特大のインパクトを放った。10対0での快勝にも貢献し、さらにもう一人の主砲、マイク・トラウトとのアベック弾というシチュエーションも重なり、米国内のファン、メディアを大いに沸かせている。

 そして、この日の2本塁打について、米ニュースサイト『THE COLD WIRE』でも特集記事を掲載。また一つ、大谷が球団史上の記録に並んだと報じている。

 同メディアでは「現段階ですでにオオタニが歴史を作ることに慣れてきているが、昨夜の2本塁打によりこの二刀流のスーパースターはさらに歴史を作ってしまった」と主張。続けて「この試合、彼のキャリア12回目のマルチホームランであり、今季は6度目だった。これはエンジェルスのレジェンド、トロイ・グロースと並ぶ、エンジェルスの打者による1シーズンでの最多記録である」として、1998年から2004年までエンジェルスに在籍した、トロイ・グロースの記録に並んだと記している。

 さらに「グロースは、2002 年のワールドシリーズ タイトル獲得に大きく貢献したことから、エンジェルスとその歴史にとって確かに重要な役割を担った」と振り返った。

【動画】「まさにオンリーワン」“球団最多タイ”となる今季6度目マルチ弾!大谷翔平の31号&32号をチェック
 トロイ・グロースは2000年シーズンには本塁打タイトルも獲得するなど強打を誇った、エンジェルス球団史上屈指のスラッガー。その強打者と同様の記録を打ち立てた大谷を「オオタニはヘイローズの歴史の中でグラウスに匹敵する存在だ」と称え、さらに「ベーブ・ルースの再来という表現も頻繁にさていることもあり、MLBの伝説的な選手たちと肩を並べることは、もう止めることはできないだろう」として、これまでの大谷の功績を強調した。

 また、記事の中では現在も各方面で議論されているアーロン・ジャッジとのア・リーグMVPレースの行方にも触れており「オオタニの支配力が今年のエンジェルスを救うことはないだろうが、それでも彼がプレーによるショーは続くこととなり、またMVP受賞の可能性だって十分にあるはずだ」と、今後へのさらなる偉業への期待も示している。

 これまでいくつもの、過去の記録や歴史を掘り起こすこととなってきた大谷のパフォーマンス。まさにそのプレーを続ける限り、我々の目の前に新しい景色が広がることも間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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