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MLB

「野球界で最もダイナミックな2人」を擁するも…エンジェルスの弱さに米メディア苦言! 大谷翔平&トラウト以外の駒不足をズバリ指摘

THE DIGEST編集部

2022.09.14

13日時点でホームラン35本のトラウト(左)と同34本の大谷(右)。彼らをもってしても、チームはア・リーグ西地区で4位と低迷する。(C) Getty Images

13日時点でホームラン35本のトラウト(左)と同34本の大谷(右)。彼らをもってしても、チームはア・リーグ西地区で4位と低迷する。(C) Getty Images

 大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスは現地時間13日、敵地でクリーブランド・インディアンスと対戦し、1対3で敗れ3連敗を喫した。大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場したものの、3試合ぶりの無安打に終わった。また、7試合連続本塁打を放っている主砲、マイク・トラウトも3打数無安打1四球で、8試合連続のメジャータイ記録には届かなかった。

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 ともに本塁打数が30本を超え、エンジェルス打線の核となっている両プレーヤー。大谷は「二刀流」として高いパフォーマンスを発揮、トラウトは連続本塁打など怪我からの復帰後はその打棒を奮っており、まさに野球という競技の醍醐味をファンに伝え続けている。

 しかし、チームはプレーオフ進出を今季も果たせず、話題となるのは大谷やトラウトの個人成績がほとんど。現地メディアからはそんなエンジェルスに対し、他メンバーの不甲斐なさへの指摘や、今後の先行きを不安視する言葉が発せられている。米サイト『THE COLD WIRE』では、個人として輝きを放つ大谷、トラウトを活かきれないエンジェルスについて、特集記事の中でチーム状況ついての印象を綴っている。

 同メディアは「マイク・トラウトとショウヘイ・オオタニは野球界で最もダイナミックな選手の2人であり、ロサンゼルス・エンジェルスはこの2人を同じ登録メンバーに迎えることができて非常に幸運だ」と、両選手の存在を称えながら「どちらも今、バッティングは好調で、エンジェルスに興奮する多くの理由を与えている」として現状を評した。

 その一方で「エンジェルスは他のタレントが不足しており、特に今季は両者の活躍があっても勝利をもたらすことは難しかった。最近の一連の試合ではトラウトとオオタニは合わせて 11 本塁打17 打点を記録したものの、チームは3勝5敗の成績だった」と、前試合までの1週間の結果に言及した。

 さらに「熱いシーズンスタートの後、ヘイローズは6月に崩壊し、プレーオフ争いから脱落した。野球界で間違いなく最高の2人の選手がいることは素晴らしいが、彼らの周りにサポートキャストがいないため、多くの楽しみが得られないシーズンとなった。来季はどうなるのだろうか」とも綴り、戦力不足をズバリと指摘している。

 トピックでも触れている通り、チームは球界を代表する両雄を擁しながら、浮き沈みの激しいシーズンを送ることとなってしまった。残りの試合で、来季への希望を感じさせる戦いが見られるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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