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MLB

最新MVP投票はジャッジの勝利!“肉薄”する大谷翔平も「60本塁打の打者に対抗できるのは彼ぐらい」と票を稼ぐ

THE DIGEST編集部

2022.09.16

現時点でアメリカン・リーグMVPに近いのはジャッジ(左)で2位には大谷(右)がつけている。(C)Getty Images

現時点でアメリカン・リーグMVPに近いのはジャッジ(左)で2位には大谷(右)がつけている。(C)Getty Images

 終わりが見えないア・リーグMVPを巡る議論。現地時間9月16日、MLB公式サイト『MLB.com』は、有識者50人による現時点でのMVP投票を実施した結果を発表した。

 トップの座を射止めたのは、36票を獲得したニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジだ。同サイトは、この結果に「ホームランの歴史をおいかける彼が本命のようだ」と評した。

 そして「ジャッジは20試合弱を残し57発放っている。バリー・ボンズ以来の60本塁打を達成できるか? またロジャー・マリスのアメリカン・リーグ記録である61本を超えられるか?」と記し、終盤戦の見どころを以下のように記載した。

「ジャッジの打席は全て見逃せない。本塁打と打点でALトップかつメジャートップ。打率は3位にランクインしている。三冠王を狙えるかもしれない」
 
 そしてジャッジに1位票を投じなかった残りの14名全員が、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に入れた。2位に位置付けた彼に対し、同記事は「オオタニがジャッジに肉薄している。前回の投票時より1位票が2倍以上に増えており、この二刀流スーパースターがいかにスペシャルなことかを示している」と伝えた。

 そして「前回アメリカン・リーグMVP男は、打者として34本塁打を記録。投手としては防御率2.55、188奪三振をマークする」と現在の成績を踏まえたうえで、「60本塁打の打者に対してMVPレースに挑めるのは、彼(オオタニ)ぐらいだ」と期待を寄せた。

 最後に笑うのはどちらの雌雄か――。歴史的なシーズンを送る両スターの争いから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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