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MLB

「オオタニが100打点に到達するのを見たい」大谷翔平の2年連続‟大台”達成にエ軍暫定監督も期待寄せる

THE DIGEST編集部

2022.09.26

11試合連続安打を放った大谷。節目の100打点まで、あと「7」に迫った。(C)Getty Images

11試合連続安打を放った大谷。節目の100打点まで、あと「7」に迫った。(C)Getty Images

 現地時間9月25日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は敵地ミネソタ・ツインズ戦に「3番・DH」で出場し、5打数2安打1打点で自己最長タイとなる11試合連続安打をマーク。チームも10対3で大勝し、3連戦を2勝1敗で勝ち越した。

 シーズンが佳境を迎える中、大谷のバットから未だ快音が鳴りやむことはない。大谷とともにチームを引っ張るマイク・トラウトが1回に二塁打で出塁すると、ツインズ先発のディラン・バンディの6球目の4シームをとらえセンター前へ。相手の守備の乱れもあり、トラウトがホームイン。大谷は二塁まで進塁し、エンジェルスの先制点に結びつけるとともに、自身の連続安打を11試合に伸ばした。

 大谷はその後3打席凡退が続いたが、5対3で迎えた9回の第5打席に3番手トレバー・メギルから6球目の98.8マイル(約159キロ)の4シームを左安打ではじき返し、チームに貴重な追加点をもたらす。これで大谷は今シーズン93打点。2年連続の100打点まであと「7」に迫った。大谷の一打で勢いに乗ったエンジェルス打線は、この回一挙5点を奪い試合を決めた。
 
 大谷はツインズとの3連戦で打率.350、二塁打5、打点4を記録し、投手でも5回を投げ2失点、被安打3、奪三振7で今季14勝目を挙げる大車輪の活躍。ネビン暫定監督は「オオタニは100(打点)に近づいている。今シーズン、ずっと彼を見てきた。オオタニはいい打席に立っている。彼はまた大きな節目を迎えようとしている。打者で100打点を挙げ、マウンドでも同じような成績を残した人はいないだろう。オオタニがそこに到達するのを見たいよ」と絶賛している。

 さらに、エンジェルスの公式ツイッターにも「ショウヘイがエンジェルスを乗せた!」と、貴重な大谷の適時打の場面を称賛している。この日は3回にトラウトが第37号ソロ本塁打をレフトスタンドに放ち“トラウタニ”コンビが躍動した。「我々は試合に勝つためにプレーし、勝利のブランドを求めている。ショウヘイが100打点、マイクがホームラン40本打とうが、どんな数字であれ我々は勝つ野球をしているのだ」と、プレーオフ進出の可能性がなくなったとはいえ、ネビン暫定監督は全力で残り試合も勝つことを誓った。

 エンジェルスの“トラウタニ”コンビはどこまで数字を伸ばすのか。エンジェルスの残り試合はあと「9」だ。

構成●THE DIGEST編集部

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