ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が10月１日、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「２番・指名打者」で先発出場。試合前に、チームメイトの投票で選ばれる今季のチームMVPと最優秀投手の「ニック・エイデンハート賞」が発表され、ともに大谷が選出された。大谷は２年連続のダブル受賞となった。

【動画】大谷翔平が２つのトロフィーを両手に笑顔で応える
　今季も二刀流で圧巻のパフォーマンスを見せた大谷は、打者として34本塁打、94打点、OPS.888、打率.276、投手では自己最多の15勝（８敗）、防御率2.35、213奪三振と投打両面でハイレベルなスタッツを残してみせた。ア・リーグ歴代最多本塁打の61本に並んだニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジとのア・リーグMVP争いも注目される。

　表彰式で大谷は、モレノ球団オーナーからふたつのトロフィーを受け取り、ミナシアンGMやネビン監督代行とともに笑顔で記念撮影に臨んだ。この様子を球団公式ツイッターもピックアップ。「彼のコレクションにさらにハードウェアが増えた。今夜、彼のチームメイトの投票により、大谷翔平にチーム MVP とニック アデンハート (年間最優秀投手) 賞を授与した!」と大谷の栄誉を称えた。

　また球団はこの日、大谷と年俸3000万ドル（約43億4000万円）の１年契約に合意したと発表。二刀流スターは、来季を見据えていち早くスタートを切ることができそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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