新シーズン、ひいてはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）での活躍に期待を抱かせる打撃だ。

　現地１月29日に、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は自身のインスタグラムのストーリー動画を更新。アメリカでの自主トレーニングでの打撃練習の様子を公開した。
【動画】唸り声をあげて見せつけた圧巻のパワー！ 期待膨らむ大谷翔平の打撃練習をチェック

　雲一つない青空に突き抜ける爽快な当たりだった。黒のシャツ姿というラフな格好でケージ内に入った大谷は、真新しいニューバランス社のスパイクとバッティンググローブを身に着け、黙々とバットを振った。そして、バッティングピッチャーの投球に「うあぁ！」と唸り声をあげてフルスイング。打球はパッカーンという快音とともに、右中間方向へとすっ飛んでいった。
  　昨季は打者として、打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875、長打率.519とスラッガーとして上々のスタッツを残した大谷。今季終了後にFA（フリーエージェント）となる怪物の活躍に注目が集まるなかで、快音を響かせる彼の練習風景には期待を抱かずにはいられない。無論、米メディアも同様で、エンジェルス専門のポッドキャスト番組「Rocks in the Outfield」は「彼はバットから鳴る音が他と違う」と絶賛している。

　来る３月に幕が開けるWBCにも選出され、「信じています」（栗山英樹監督談）と期待を懸けられている大谷。彼の一挙手一投足には、間違いなく世界が熱視線を送っている。

構成●THE DIGEST編集部

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