侍ジャパンシリーズ2023の侍ジャパン対福岡ソフトバンクホークスは２月25日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行なわれ、侍ジャパンが８対４で勝利を収めた。WBCに向けて幸先のいいスタートを切っている。

【動画】鷹ギータを空振り三振に斬って取った佐々木朗希の渾身のストレート！ 　試合後、日本代表の栗山英樹監督はフラッシュインタビューに応じ、「やっぱり試合になるといろんなものが見えるし、良いものも、気になるところも含めて、内容のあるゲームだった」と試合を総括した。

　２回を無失点に抑え、３つの三振を奪った佐々木については、「本当に素晴らしいボール投げたし、こっちも圧倒されるようなボールを投げていた」と絶賛。続けて、「ただ、ボール自体は投げてくれたピッチャーたちはみんなよかった。あとはボールが滑るなかで使えるボールと使えないボールの分け方はしっかり考えていけばいいのかなと思う」と投手陣全体の出来に満足感を示していた。

　また栗山監督は試合後の会見でも投手陣について、「ボールが変われば大変なので、よくここまで持ってきてくれたなあと思ってます。ボール自体はみんないい。心配することはないなと思った」と語り、７回２死のピンチの場面で登板し、三振で後続を断った宇田川については「できれば、誰かがランナーがいる中で行かなければいけないというところでも見たかったが、ちょうどタイミングが合ったので。期待に応えた？ ごらんの通りです」と笑顔を見せた。

　初戦を幸先よく白星発進とした侍ジャパン。指揮官も投手陣の仕上がりには手応えを感じているようだ。

構成●THE DIGEST編集部
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