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侍ジャパン

槙原寛己氏がWBC韓国戦で大谷翔平&ダルビッシュのW起用を推奨!「65球では完璧に勝ちに繋がる投球は難しい」

THE DIGEST編集部

2023.02.26

WBCでは先発投手陣の一角に予想される大谷とダルビッシュ。いったいいかなる起用となるだろうか。写真:滝川敏之、梅月智史

WBCでは先発投手陣の一角に予想される大谷とダルビッシュ。いったいいかなる起用となるだろうか。写真:滝川敏之、梅月智史

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた壮行試合の侍ジャパン対福岡ソフトバンクホークスの第2戦が2月26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行なわれた。この試合でテレビ放送と配信で解説を務めた“ミスター・パーフェクト”槙原寛己氏がWBCグループリーグでの投手起用について、興味深い持論を述べている。

【動画】スライダーのブレーキがえぐい! ライブBPでのダルビッシュのピッチング
 報道などでは、緊張感の漂う大事な開幕戦の中国戦にダルビッシュ有、続く最大の強敵となる韓国戦に大谷翔平の先発も予想されているが、槙原氏はこうした見方に対し、放送の中で、「それ(先発)はまだ決まっていないんでしょ? 発表もされていないのでは」と指摘し、次のように疑問を呈した。

「やっぱり先発は65球しか投げれないので、そんなに長くはいけない。大谷選手が投げても、ダルビッシュ選手が投げても完璧に勝ちに繋がるというような投球はイニング的にはなかなかできないので、韓国戦にふたり投げさせてもいい。そのほうが完璧に抑えてくれそうな気がしますね」

 さらに韓国戦を見据えた起用法として、大谷を先発させ、ダルビッシュを2番手とすることを推奨。このふたりを投入することで「これはもう打てんぞと、韓国の打線は気持ちが折れると思う」と相手への精神的なダメージも大きいと強調、「そのくらい2番手が大事になって来る」と持論を述べた。WBCでは1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝・決勝は95球の球数制限がある。

 ダルビッシュはこの日、キャンプで2度目のライブBPに登板。前回よりもさらに実戦を意識した投球で30球を投げ込み、ヒット性の当たりは3本のみ。山川や源田といった好打者はしっかりと抑え込んだ。一方の大谷は現地28日(日本時間3月1日)に、オープン戦でオークランド・アスレチックスに移籍した藤浪晋太郎とともに先発登板することが決まっている。WBCでは、このふたりがいかなる起用となるのか注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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