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大谷翔平&藤浪晋太郎がともに今季OP戦”初登板”!大谷は最速158キロ、藤浪は制球に課題残す

THE DIGEST編集部

2023.03.01

メジャーの舞台で9年ぶりに投げ合った大谷(左)と藤浪(右)。ともに無失点で終えた。写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ、(C) Getty Images

メジャーの舞台で9年ぶりに投げ合った大谷(左)と藤浪(右)。ともに無失点で終えた。写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ、(C) Getty Images

 オークランド・アスレティックスの藤浪晋太郎が現地時間2月28日、ロサンゼルス・エンジェルスとのオープン戦に登板。現地でも大きな注目となった大谷翔平(エンジェルス)との投げ合いは、課題が目立つメジャー初マウンドだった。

 藤浪は2回1安打無失点3奪三振。直球の最速は98マイル(約158キロ)だったが、四球を3つ与え、制球力に苦しんだ。

 初回は先頭のフレッチャーをスプリットで空振り三振に仕留めた。続くレンヒーフォには内野安打を許したものの、3番・ラムも空振り三振。4番モニアックは直球で二飛に打ち取り、上々のスタートを切った。

 課題は2回。先頭打者から3連続四球を与えた。無死一、二塁から7番・キャベッジにはストレートの四球。無死満塁から8番・ホワイトフィールドを直球で見逃し三振に仕留めると、続くソトを遊ゴロ併殺に打ち取り、何とか無失点に抑えた。

 日本でも課題とされていたコントロールの不安をメジャーのマウンドでも露呈した藤浪。とはいえ、速球や変化球など収穫も得た初登板だった。
 対して大谷は、貫録あるピッチング。初回、先頭のケンプを中飛に打ち取ると、2番・ディアス、3番・ブラウンは変化球で遊ゴロ、二飛に打ちとり、わずか7球で3者凡退に仕留めた。

 2回は先頭打者に四球を与えたが、5番・ピーターソンをスライダーで空振り三振。6番・ラウレアーノを遊ゴロ併殺打に打ち取り、この回を終えた。

 2回の予定だったが、3回も続投。先頭のランゲリアーズをスプリットで空振り三振に仕留めた。1死から、ノダに四球を与えたところで降板。球数は34球で、この日の最速は98マイルだった。

 NPB時代の2014年オールスター以来、9年ぶりの投げ合いとなった大谷と藤浪。今シーズンのメジャーでは、どれくらい二人の対決を見ることができるのか。非常に楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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