日本が世界に誇る“二刀流”が、ついに国際試合のマウンドに立つ。

　３月９日にワールド・ベースボール・クラシック（WBC）初戦・中国戦を迎える侍ジャパンの開幕投手が大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）に決まった。栗山英樹監督は記者会見で「非常に大事な初戦は、大谷翔平からいきます」とWBC初陣を二刀流に託した。

　加えて同監督は、「打って投げて、そういう姿が誰もが見たいし、待っているし。そういう方が一番感じる部分があると思う」と言い、二刀流での出場を明言。“リアル二刀流”が、ついにWBCでデビューする。

　侍ジャパンの開幕投手に指名された大谷は「（栗山監督と）さっき話して、先発を発表するからというのを言われた」と直近に伝えられたことを明かした。

　続けて、「初戦なので、初回の入りから集中して入りたいと思います」と力強く語った28歳は、「体の状態もすごくいい。今の100％を出せると思う」と、二刀流でのパフォーマンスに自信を示した。
  　大谷の二刀流でのWBC開幕ニュースには、野球ファンを中心にSNS上でも大きな話題になっており、「WBC開幕投手が大谷翔平、かっこよすぎでしょ！」「相手にトラウマ植え付けるくらいのインパクトで圧倒して欲しいな～」「W杯のサムライブルーみたいな熱狂を届けてほしい」「二刀流で出場って楽しみすぎるでしょ！！」と賑わっている。

　一方で、別の意見も賑わっている。「地上波とアマプラどっち見ようかな」「明日から地上波でもやるし、アマプラでは観ないかな。解説陣豪華なだけに残念」「昨日初めてアマプラで見たけど、確かにあれは好き嫌い分かれるかもしれんな」など、侍ジャパンのWBC全試合を独占配信する『Amazon Prime Video』（プライム・ビデオ）でのネット観戦か、中国戦を中継する『TBS』でのテレビ観戦か、どちらで視聴するかについてのコメントも目立っていた。

　稀代の二刀流が先発登板するニュースは、よりWBCへの関心を高める結果になったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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