大谷翔平（エンジェルス）が初戦で見事な“二刀流”を披露した。

　３月９日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）がついに日本でも開幕。日本代表は１次ラウンド・プールＢの第１戦を中国と戦い、５回表を終えて３対１とリードしている。

　やはり際立つのは、投打両面で存在感を示す大谷のハイパフォーマンスだ。４回でマウンドを降りたが、49球の１被安打・５奪三振という圧巻の内容でシャットアウト。打っては４回裏に左中間フェンス直撃のツーベースを放ち、２打点をマークした。
  　この活躍に韓国メディアも舌を巻く。『My Daily』は「160キロを投げて強力な打撃も示す……東京ドームが揺れた」と題して、次のようにレポートしている。

「支配的なピッチングだった。２回にはこの日最高となる160キロを叩き出し、電光掲示板に速度が表示されるとスタジアムがドッと沸いたほどだ。４回１死までの打者10人をパーフェクトで仕留め、１安打を許したがまったくの危なげない内容だった。打ってもホームランかと思わせる大飛球で２打点をもたらしている。期待通りの出来栄えで、ひとまず“二刀流”を終えた。怪物がワンマンショーを見せつけたのだ」

構成●THE DIGEST編集部

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