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侍ジャパン

「彼女たちは芸術だ!」台湾代表のチアチームが生み出す“爆発的な熱狂”をMLB公式記者が絶賛!「世界にも類を見ない」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.12

まさに熱狂のるつぼと化すスタジアム。台湾代表は日曜日の最終戦でキューバを下し、準々決勝行きを決められるか。(C)Getty Images

まさに熱狂のるつぼと化すスタジアム。台湾代表は日曜日の最終戦でキューバを下し、準々決勝行きを決められるか。(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメイン会場として大盛り上がりの東京ドーム。一方で、プールAが開催されている台湾のスタジアムはまた一味違う、異様な熱狂ぶりを見せているようだ。

 MLB公式サイトから派遣され、現地取材しているマイク・モナガン記者は「台湾チアリーダーであることの芸術」と題して、台湾代表を熱烈に応援してスタジアムのボルテージを高めている公式チアチームの活躍を取り上げた。

 モナガン記者は「WBCのプールAで台湾代表の試合を観たことがあるひとなら、その大音量と執拗なまでに応援する観衆に気づくだろう。こんな光景は世界でも類を見ない」と評し、「10点差で負けていても、10点差で勝っていても、初回でも最終回でも……(会場の)インターコンチネンタル・スタジアムには、忠実な台湾代表ファンが絶え間なく声援を送るのだ」と続けた。

 記事内で記者はトラビスさんとスンジさんという、ふたりのチアリーダーを直撃。トラビスさんは「10点差で負けていて落ち込んでいるのは分かるけど、それではファンじゃない。私の仕事はそんなファンを勇気づけることでもあるんです」と語り、スンギさんは「ウェイトトレーニングとヨガは欠かせません。あと、身だしなみとエチケットを学ぶクラスにも通っています」と話した。

 3月10日の試合でイタリア代表は台湾に敗れた。試合後、同代表を率いるマイク・ピアッツァ監督は、「チアリーダーやプレー中の大音量がすごくて心底驚いた。このスタジアムにいると、まったく違う体験ができるんだ」と興奮気味にコメント。かつてドジャーズで野茂英雄氏ともバッテリーを組んだ、あのピアッツア氏である。
 
 モナガン記者は「12~14人からなるチアチームは、群がるファンをつねに先導して熱狂的な空気を生み出す。歌を歌い、ダグアウトを踏みつけ、まさに4時間ぶっ通しで、球場のすべてのエネルギーの源となっている」と褒め称えた。

 初戦でパナマに敗れた台湾代表だったが、その後はイタリアとオランダの欧州二強を見事に連破。日曜日の最終戦・キューバ戦を前に、大混戦のプールAで堂々首位に立っている。勝てば準々決勝ラウンド進出が決定するが、負ければ敗退の可能性もある運命の一戦だ。

構成●THE DIGEST編集部

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